両面テープの種類と特長
一般用
タイプ | 特長 | ||||||
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薄手 | 基材:不織布 | 不織布ベースで手切れ・作業性に優れる。 事務用から木材・金属など、幅広い用途に使える。 |
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再剥離可能 | 剥がすことを前提としたタイプであり、糊残りが少ない。 繰り返しの貼り付けに対応できる商品もある。 |
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厚手 | 基材:スフ布 | 厚みがあるので粗面になじみ、手で切る事も可能。 カーペット・ポスター固定に。 |
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基材:樹脂フォーム | 柔軟性・強度があり、素材の変形にも馴染む。 振動する場所にも使用可能 |
多用途
タイプ | 特長 | ||
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強力 | 金属・プラスチック・木材など、あらゆる素材を強力接着できる。 | ||
超強力 (JIS Z1541) |
高い接着力をもち、かつ、耐熱性にも優れ、接合部などにかかる荷重の一部を負担することができる超強力両面粘着テープ。 |
その他特殊用途
タイプ | 特長 | ||
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耐熱 | 耐熱・耐候性に優れ、耐寒性にも優れたものが多い。製品によって使用温度範囲が異なる。 | ||
金属用 | ボルト・リベットの代用として使用可能。高い粘着力・耐熱性があり、接着剤の代用など幅広い分野にて使用可能。 | ||
ゴム用 | 片面ゴムのものと、両面ゴムの2タイプが存在する。ゴム系粘着剤が各種ゴム素材によく着く。 | ||
シリコンゴム用 | 高温・耐熱・耐溶剤性に優れたシリコン系粘着剤を使用。シリコンゴムにはシリコン面がよく着く。 | ||
プラスチック用 | 通常のテープでは固定しにくかったPP等の樹脂にも高い接着力を有する。 | ||
透明 | 基材が透明なため、フィルム継ぎ用途に適している。 | ||
防水 | 屋外・ベランダ・人工芝の固定など、水に濡れる場所における固定用途に適している。 | ||
建材仮止め用 | 初期接着性に優れ、クッション性に優れた樹脂フォームを使用。建材ボード・パネル・ベニア板などの仮固定に最適。 | ||
粗面用 | ザラザラ面や凸凹面にも馴染みやすい。コンクリート・ベニア板などのザラザラ面に対応する商品のほか、タイルなどのツルツル面にも使えるものがある。 | ||
3M VHBテープ | 接着剤、ビス、ボルト、スポット溶接に代わる、新世代の接合技術。補強金具・看板・文字の貼付、金属板の重ね貼り、樹脂製品の接着などを、 簡単な作業で強力に接合することができる。 | ||
カーペット用 | 床材を痛めない片面弱粘着タイプと、しっかり固定したい場合の強粘着タイプとがある。ニードルパンチなど固定しにくいカーペットに使える商品もある。 | ||
VOC対策 | シックハウス症候群の原因となる有機溶剤(トルエン・キシレン等)の使用を制限したテープ。 | ||
極薄テープ | 0.05mmなど極めて薄いテープであり、液晶部材や外装部品の固定などに使用される。 | ||
絶縁・導電 | 耐溶剤・耐熱(約200℃~)・寸法安定性に優れるポリイミド、耐熱性(~約120℃)を有するポリエステルテープは絶縁に使用される。金属箔テープは電磁波シールドなど、基板上・静電気対策として用いられる。 |