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カーシャンプーの種類と選び方

社名が印刷された社用車は、普通に走っているだけでも人々の目に止まります。晴天が続いているのに泥汚れや雨跡が目立っては社外イメージが損なわれてしまうこともあるのです。タクシーや運送業はもちろんのこと、営業や納品といった理由で社用車を使用している場合でも注意が必要なのです。車を清潔に保つことは、社外イメージをアップさせ、好感度を上昇させる効果もあります。

カーシャンプーとは

カーシャンプーとは、車を洗車する際に使用する洗剤のことです。車自体は頑強でも、表面に塗布されている塗装はとてもデリケートで、ささいな衝撃で細かな傷がついてしまいます。カーシャンプーは豊富な泡で汚れを包み込み、過度にこすることなく車の表面をきれいに磨き上げることができるのです。

カーシャンプーには、多くの種類が用意されています。汚れの種類や、カーシャンプー自体が持つ効果や、カーシャンプーの形状からも選ぶことができます。また、使用している車のサイズによっても必要なカーシャンプーの量が違ってきますし、塗装されているボディカラーによっては適切なカーシャンプーが用意されていることもあるのです。自社で使用している車に合わせて最適なカーシャンプーを選ぶことが大切です。

 

タイプから選ぶ

カーシャンプーは特性によって分類することができます。自社で使用している車がどういう状態なのかを把握し、もっとも高い効果が期待できるカーシャンプーを選ぶ必要がります。

カーシャンプー

一般的なカーシャンプーです。通常使用している社用車が乗用車であれば、このタイプのカーシャンプーで十分な効果が期待できます。研磨剤やワックス剤といった余分な成分が入っていませんから、通常の洗車用のスポンジを使用している以上、傷が付くことはありません。高い洗浄力があり泡切れも早いためコストパフォーマンスにもすぐれています。

カーシャンプー

水アカシャンプー

水アカシャンプーには、通常、コンパウンドや研磨剤といった成分が配合されています。これらの成分は、細かな粒子で水アカを削り取ることが目的ですから、強く擦ると車の塗装面にも傷を付けてしまうことになります。洗浄力は高いですが、リスクもあるため、定期的な洗車を心がけて水アカの付着を防ぐようにしましょう。

水アカシャンプー

ワックスinシャンプー

カーシャンプーの中に、シリコンや油脂といった成分を含有させることで、車の表面に一種のコーティングを施すタイプです。普通に洗車をするだけで、ワックスがけをしたような発色とツヤが期待できます。短時間で新車のような輝きがよみがえることから、コストパフォーマンスにすぐれたカーシャンプーと言えます。欠点としては、すでに、表面塗装にポリマーやガラスコーティングが施されている一部の車には使用できないことです。

ワックスinシャンプー

撥水シャンプー

ワックス掛けをしなくてもカーシャンプーだけで撥水効果が得られるアイテムです。配合されている成分により特殊な被膜を塗装面に作ることで水弾き効果が期待できます。

撥水シャンプー

 

性状から選ぶ

カーシャンプーは性状によっても選ぶことができます。

固形タイプ

業務用以外ではあまり見かけませんが、バケツなどに凝固した形で販売されています。ブラシなどで少しずつ表面を削りながら使用します。コストパフォーマンスにすぐれ作業現場などで重宝します。

固形タイプ

リキッド(液体)タイプ

一般にも広く流通しているカーシャンプーです。業務用で使用する場合は20~25倍程度で薄める原液が詰められているものを利用すると経済的です。

リキッド(液体)タイプ

 

カラー指定から選ぶ

カーシャンプーには適応色が存在するものもあります。一般的には、ダークカラー系、ホワイト系、ライトカラー系などに分かれていますが、コスト面を考慮した場合は、全色対応タイプを選ぶといいでしょう。

カーシャンプーの色指定は、車体への傷の目立ち方が関係しています。ダークカラー系の車体は傷が目立ちやすいため、ダークカラー用のカーシャンプーには研磨剤が含まれていません。

一方、ホワイト系、ライトカラー系の車体は傷は目立ちにくく、汚れが目立ちやすいため、ホワイト系、ライトカラー系対応のカーシャンプーには研磨剤が含まれています。

 

内容量から選ぶ

カーシャンプーは、内容量でも選ぶことができます。サイズ的には、0.5~1リットル、1~2リットル未満、2~5リットル未満、5~10リットル未満、10リットル以上といった具合に分けられています。使用頻度が高い場合は、10リットル以上の業務用のカーシャンプーを選ぶと経済的です。

 

まとめ

社用車は常にきれいにしておくことは、社外イメージの向上に欠かせません。カーシャンプーを選ぶ際は、コストパフォーマンスも大切ですが、手軽さや水切れのよさといった作業面に関しても考慮することが大切です。