KANNA(カンナ)なら社長の仕事を手放せる!現場仕事だけだった社員のポテンシャルが最大化!

有限会社好建
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施工管理アプリ『KANNA』を導入して、移動時間や事務作業時間を”カンナのように削り” 業務効率を上げた企業にインタビューするシリーズ。今回は導入企業内でも利用率がトップレベル!有限会社好建の代表取締役社長「杉浦正好」さんにお話を伺いました。

KANNAを導入した目的

膨大な紙資料の扱いを改善したかった
KANNAを導入する前の課題
  • (1)各個人がバラバラにメールやLINE、紙の資料で現場の情報を持っていて共有が難しかった
  • (2)現場情報は紙で管理、使用していたため、情報を探すのに苦労していた
  • (3)社長自らが現場調査の写真撮影のためだけに往復1時間以上使っていた
KANNAを導入した効果
  • (1)ツールをKANNAに集約し、誰もがすぐに必要な情報を確認できる
  • (2)年配の職人さんもKANNAで必要な現場情報を確認できている
  • (3)PC作業をしたことが無かった現場担当者も資料作成までできるようになり、社長の時間が確保できるように!
有限会社 好建 代表取締役社長「杉浦」さん
お話を伺った方
有限会社 好建 代表取締役社長「杉浦」さん
毎日手間と時間が取られた紙資料からの情報検索。KANNAは直感で「これなら使える!」と感じた。
──はじめに、好建の事業内容をお教えいただけますか?
杉浦さん(以下、杉浦):私たちの主な事業は仮設足場工事です。
新築工事からリフォーム、改修工事、解体工事も含め総合的な足場工事を承れることが強みです。もちろん鉄骨鳶も。
足場の部材、その維持管理や加工に必要な機材まで自社保有しているため、スピード感をもって現場対応ができるのです。

最近ではコンクリート床の研磨といった新規事業にも注力し、年齢を重ねた職人も長く働ける環境を用意たいと考えています。足場工事はどうしても若手が主体になりますから、いつまでも職人さんに生き生きと活躍してもらえるような事業展開を目標にしています。
──「KANNA」を導入したきっかけを教えてください。
杉浦:アナログな紙資料の管理をなんとかしたかったのです。KANNAを触ってみた感覚で、これなら使える!とインスピレーションを受けました。
実は過去にも工務店などからの指示で現場管理のツールは使っていました。割り振られたアカウントで使っていましたが、機能が多すぎてこれは使わなくなるだろうと想像ができました。

自社で施工管理ソフトを導入したこともありましたが、全てPCでの操作で、その入力のために1人パートさんが必要になってしまうほど。使い続けるのは難しかったですね。

KANNAのサポートの方々は、デモの際やその他の時にも社員さんの対応がとても親切で。
利用開始してからも状況を細かくヒアリングしてくれて、サポートが手厚かったので不安なく使えています。
──データを紙で管理していたことでどんな支障をきたしていたのでしょうか。
杉浦:現場の各種図面、地図などはすべて紙に印刷。朝、全員が集まる作業場に持っていき、毎回私が説明をしていました。アナログな方法なので、その日そこに居てくれなければ共有できませんし、印刷する紙の枚数は大量。ファイリングも大変。

また、図面は現場が終わるまでずっと使うものですので、図面を見ながら作業し、終わる頃にはもうボロボロです。私たちの仕事は他職者の工事が終わってから解体しに行きますので、ある程度の期間が経って、ボロボロになってしまった地図では現場に辿り着けないという事態もありました。

そして日々の積み重ねで膨大な時間を取られていたのが、情報検索です。
事務所内で資料や写真を探すのがもう大変で、見つけるまでかなりの時間がかかっていました。

個人のお客様からの数年越しのご依頼も多く、その場合以前の見積りを探します。私は作業内容など覚えているのでまだ見つけやすいのですが、事務員は資料を私に確認しないと合ってるかを判断できない。私が不在のときなどはまさにタイムロスが起きていました。

さらに同じ名前のお客さまが、お住まいのエリアも被っていたりするともう大変だったのです。(笑)
KANNAに情報を集約し、情報伝達は皆ラク。社長は営業できる余裕が生まれた。
──実際に「KANNA」を導入して、社内にはどのような変化がありましたか?
杉浦:個々にバラバラに持っていた情報が本当に一つにまとまった感覚があります。
これまで若い社員はLINEグループでのやり取りが主でしたが、年配の職人さん方は比較的受け身でLINEグループに参加してくれなかったこともありました。
そういう職人さんでもKANNAの導入後は、自分から情報を取りに行ってくれるように変わったんですよ。
指示を出す社員と、職人さんとのコミュニケーションはかなりスムーズになりましたね。
注意事項や現場調査情報、図面資料などKANNAを開けばすぐに確認できる。

それに、弊社には日系ブラジル人のスタッフもいて、日本語の読み書きがまだ少し苦手だったりするんです。彼らにもわかるように資料を作って情報を入力しておけば、一人で現場に行ける。
これだけでかなり時間が作れるようになりましたし、本当に嬉しかったのと同時に「KANNAは時間を生み出してくれるアプリだ」と確信しました。
──社長ご自身の業務も、削減できていますか?
杉浦:もちろんです。
週5で朝資料を持って作業場に顔を出すのが通例でしたが、今では週に1回で十分伝達できるようになっています。朝の時間は代わりにKANNAの入力を進められたり、翌日の準備ができるようになったり。

現地調査にも私が行かずに済むことも増えました。
実は、基本的に現地調査は資料作成とセットなので、今まで資料作りを頼んだことがない現場担当の社員になかなかお願いできずにいたんです。
でも、KANNAを使いだしてから、いままでPC作業をしたことがなかった子も資料作りにチャレンジしています。これって、スマホでできるからなんですよね。

弊社は社員は全員職人で、今まで現場のことしか頼めていなかったのですが、一人ひとりの業務の領域が広がってさらに個性が垣間見れるようになりましたね。
資料の作り方も一人ひとり違うんですよ。どうしたらより伝わりやすいのかを考えていて、それぞれ自分に適したやり方を模索しながら、「人に伝える力」がぐんぐん養われているのを感じます。

そのお陰で、私はこれまで疎かになっていた人付き合いができるようになったし、お客さんの元に顔を出せて営業できる時間が取れるようになりました。

最近はこの辺りでは空き家のリフォーム案件が増えてるんですよ。
空き家なら在宅時間を気にする必要がないので、下見に行く時間も比較的自由です。それこそ往復1時間もかけて私が行かなくてもいい。そういったことがどんどん社員に任せられるようになっています!
──事務を担当されている方の感想はどうでしょうか?
杉浦:過去の資料が膨大なので、まだ全てKANNA一つでとは行きませんが。
毎日触っていますし、案件のステータスを日々変えてくれているので、情報が溜まっていったら相当な時間が削減されていくだろうと思っています。

現場が完了したあとの精算作業などもかなりラクになるのではないかと期待しています。
──その他に、「KANNA」を選んで良かったと感じた点はありますか?
杉浦:定期的に利用状況や使い方を聞いてくれます。
何よりそれらを真摯に受け止めてくれて、実際にアップデートで機能に反映してくれたりして、一緒に作っている感覚といいますか。
やり取りさせていただいていても面白いですね。
──もしこれからの「KANNA」へご希望があれば教えていただけますか。
杉浦:時折お客さまから「作業が終わったら報告をしてほしい」と希望をいただくことがあります。
お客さまも使えて共有しやすい機能があったらいいなというのは少しあるかもしれません。たまにあるのが忘れ物で、会社に戻ってから気が付くことがあるんですよ。(笑)それもまた時間のロスになります。

お客さまと、日々のコミュニケーションがより一層取りやすくなれば、忘れ物があってもすぐ気が付いて連絡いただける可能性もあるでしょうし。

また、全員が常にKANNAを見ているので、勤怠の管理などでも使っていけたらいいなと思います。
社員の育成に力を入れて、未来のための新規事業も拡大したい!
──では、最後に。有効活用できる時間が増えたことで、これから取り組んでいきたいことなどはありますか?
杉浦:お恥ずかしい話ですが、私自身も現場の叩き上げでここまで来てしまい、仕事は取れていますが会社の中身はまだまだ追いついていません。
技術力の向上もそうですし、施工方法のアップデートに取り組んでいきたいと考えています。

KANNAの導入を機に、社員に任せられる仕事がこんなにも沢山あるんだということに気付かされました。
その領域をもっと拡げてあげたいんです。

例えば現場の近くにいるメンバーが進んで写真を取りにいけるよう仕組みを作ってしまって、また自分が取ってきた情報を他の人に伝える。社員同士での情報共有をさらに促していくことで、「伝える」ことの練習にもなり社員教育の一つになっていくのではないかと思っています。

その傍らで私は新たにスタートした土間の研磨などにもっと注力していきたいですね。会社の事業領域を広げ、安心して長く働いてもらえるよう、環境づくりに努めていきたいと考えています。
会社名
有限会社好建
事業内容
足場工事、建設業、鳶
設立年月日
2004年4月1日
従業員数
5名
ホームページ
https://www.koken-kasetsu.com/
記事掲載日:2022年07月11日
モノタロウ×KANNA サポート窓口
0120-830-086 (平日 9:00-17:00)