掛け時計の種類と選び方
掛け時計とは
壁や柱に取り付けて使用するタイプの時計。ただ時間を確認するというだけでなく、インテリアとして、部屋にアクセントを与える重要な存在です。「どの掛け時計を選んでも大差ないだろう……」とお考えの方も多いのではないでしょうか? しかし、掛け時計ひとつで事務所などの印象を大きく変えることができます! それでは、掛け時計の種類や選び方について詳しくみていきましょう!
掛け時計の種類は、表示方式や形、そして機能面などで大きく分かれます。それぞれの違いについて触れながら、あなたのオフィスに合った掛け時計を選ぶポイントをご紹介していきます。
表示方式で選ぶ
掛け時計に限らず、どのタイプの時計も主に「アナログ」タイプか「デジタル」タイプの2種類に分けられます。
秒針、分針、時針の3つの針で時刻を知らせてくれるタイプです。オフィスで使われている掛け時計は、デジタルよりもアナログの時計が好まれる傾向があります。
- 特徴
- 時間の経過を把握しやすい
- デジタルのものに比べて長持ちしやすい
液晶やLEDを使用して電子的に時刻を表示するタイプです。実用的な機能を兼ね備えているものが多いのも特徴です。
- 特徴
- パッと見ただけで、時刻を把握することができる
- アナログよりも一般的に精度が良いとされている
- 現在時刻から目標時間までの差を把握しにくい
アナログ・デジタルともにメリット・デメリットがありますが、最終的には使う方たちの好みが一番大切になってきます。
形で選ぶ
丸形
スタンダードでとてもシンプルなタイプの掛け時計。丸みを帯びたフォルムのため、柔らかい印象を与えます
角形
四角形のフォルムのため、きっちりとした印象を与えます。日付表示などの機能などを含めた時計が多いです。
八角形
幸せが舞い込んでくるとされる八角形のデザインはとても縁起が良いとされています。
振り子時計
左右に揺れる振り子がとても心地よいタイプの掛け時計。メロディーが流れるなどのからくりの機能が搭載されているものも多くあります。
機能で選ぶ
秒針が動く音が気になると仕事場も意外と多いのではないでしょうか。この連続秒針の機能がついた掛け時計は、滑らかに秒針が動いでくれるのでとても静かに時を刻んでくれます。
日にちや曜日を確認できる機能です。時刻と一緒にチェックすることができるのはうれしいですね。
体調管理をする上でとても大切になってくる温度と湿度が一目で確認できるうれしい機能です。冬の寒く乾燥する時期などにとても役立ちます。また、温度や湿度を扱う仕事場では必須の時計です。
今や、多くの時計で搭載されている電波修正機能。従来の時計では使用している際にどうしても誤差が生じていましたが、この機能のおかげで修正する手間が省けます。しかし、オフィスビルなどで使用する際は注意が必要です。ビルの大きな柱などの影響で電波を受信できないことがあるため、購入する前に電波がきちんと届くかを確認してみましょう。
夜間から朝までの一定の時間、秒針が動かない機能。就寝時に音が鳴らないのはうれしいですね。夜勤などがある事務所やオフィスにはうれしい機能だと思います。
アラームやタイマー機能を備えた掛け時計もあります。休憩時間や退勤時間の管理などにとても役立つ機能です。
部屋の広さから大きさを選ぶ
機能性が高いことも大切ですが、それ以上に大切なのが「見やすさ」です。時刻を確認しやすいかどうかが重要になってきます。
一般的に見やすいとされる時計の文字盤は、シンプルで太めでしっかりとした字体(ゴシック体など)とされています。
また、部屋の広さによって時計の大きさも変わってきます。具体的な部屋の広さをもとに時計の大きさを表にまとめてみました。
10名ほどの会議室 | 30平米(約9坪) | 直径20cm程度 |
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10~20名ほどの会議室 | 60平米(約18坪) | 直径35cm程度 |
それ以上の広さ | 直径40cm程度 |
上記の部屋の広さ以上の大人数の方たちが使うオフィスに使用する場合は、直径50cmくらいのものを選ぶのがよいでしょう。
今回は掛け時計の種類と選び方についてご紹介してまいりました。見やすく使いやすい掛け時計を選ぶことで仕事の効率もアップしてくことでしょう。仕事をする上でとても重要になってくる時間管理。たかが掛け時計と思わず、ぜひあなたのオフィスに合ったものを探してみてください!