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マグネット用品の種類と選び方

繰り返し何度も使えて跡も残らない。磁石が反応するところならどこでも使用可能なアイテムがマグネット用品です。安価でバリエーションも豊富なことから事務所や会社だけでなく、一般家庭でも広く利用されています。ただし、マグネット用品は、種類が多い反面、業務に適したアイテムを選ぶことが大変なこともあるのです。今回は、マグネット用品の種類と選び方について説明します。

マグネット用品とは

鉄製品に吸い付く磁石の特性を利用したアイテムで、シートタイプやクリップタイプなどさまざまな形状のものが用意されています。また、通常のコピー用紙だけでなく重量のあるシートなどでも止めることができるように、磁力の強いものなども販売されているのです。

 

マグネット用品の種類と選び方

マグネット用品は、用途別にたくさんのアイテムがラインナップされています。機能に特化したもの以外にも、見た目が印象的なものやアイディアに富んだものなど豊富に販売されています。マグネット用品は、種類、磁力の強弱、カラーなどで選ぶことができます。

種類で選ぶ

マグネット用品は、その形状や目的から種類ごとに分けることができます。目的に合ったマグネット用品を選ぶことで視認性などが高まり、会議や打ち合わせの能率が上がることもあります。

マグネットシート
マグネットシート

板状のマグネットで自由に切って好みの大きさ、形で運用できます。また、表面は油性マジックなどで書き込むことができますので、良く利用するアイテム名や個人名を書いておくことで自由に使いまわしができるのです。


マグネットテープ
マグネットテープ

片面が両面テープが固定できるタイプのマグネット用品で、任意の場所に自由にマグネットを貼り付けることができます。貼り付けたあとは、クリップで挟んだ写真や紙などをくっつけることができるため、黒板や壁など磁石が効かない場所でも利用することが可能です。


マグネットクリップ
マグネットクリップ

金属や樹脂でできたクリップに磁石が取り付けられたマグネット用品です。写真や紙などをクリップしたものをそのまま金属面に貼り付けることができるため、企業や一般家庭でも広く利用されています。ホワイトボードの相性も良く、写真や細かなテキストなどボードに書き込みづらいアイテムを貼り付け、理解力を高めることが可能です。

もっとも一般的なピンタイプ、円盤タイプのマグネット用品もマグネットクリップに分類されることが多く、汎用性が高いため広いシーンで利用されています。


マグネットバー
マグネットバー

ホワイトボードと相性に良い、棒状のマグネット用品です。薄く折り曲げ自由なタイプや比較的厚みのある固定式のタイプがあります。写真、コピー用紙、テキストなど貼り付ける対象を選ばない上、構造上、傷が付きにくいことから大切な写真やポスターなどの展示・貼り付けにも重宝します。


マグネットフック
マグネットフック

金属や樹脂でできたフックに磁石が付いたマグネット用品です。磁力の強さで耐荷重が変わってきますが、ネオジム磁石などを採用した強力なものは、20kg前後の重さに耐えるものも販売されています。一般家庭でも、吸盤の効かないユニットバスやちょっとした物掛けとして広く利用されています。

 

収納の形状で選ぶ

さまざまな形状の入れ物に磁石が付いたもので、マグネットポケット、マグネットケースなどさまざまな名称があります。これらのアイテムは、ホワイトボード用のフェルトペンや指示棒などを収納する入れ物として事務所などでも使用されている他、いろいろな用途で使えるため一般家庭の冷蔵庫などにも使用されています。

ソフトポケットタイプ

ソフトポケットタイプ

キッチンペーパーホルダー

キッチンペーパーホルダー

 

色で選ぶ

色のついたピンタイプや円盤タイプのマグネット用品はカラーマグネットと呼ばれ、豊富なカラーバリエーションが用意されています。資料の内容ごとに色分けしたりすることで仕分けが豊富になったり、成績別に違うカラーマグネットを使用したりすることで、視認性が高まるなどの効果が期待できます。

マグネット用品には、「イエロー」「ホワイト」「オレンジ」「グリーン」をはじめ、他にもたくさんのカラーが用意されています。店舗や発表会で展示物を目立たせたいときには、背景に近い色のマグネット用品を選ぶことで対象が引き立ちますし、ホワイトボードを利用したプレゼンなどで資料の差別化を表したい時には、レッドやブルーと言ったカラーを選ぶことで視認性が高まります。

色で選ぶ

色で選ぶ

色で選ぶ

色で選ぶ

 

磁石の強さで選ぶ

マグネット用品は、磁力の強さによって支えられる重さ、耐荷重に差が出てきます。通常のコピー用紙を挟む程度であればどのようなマグネット用品を選んでも問題ありませんが、重量のある印刷物や大判のポスター、あるいはカバンなどを掛ける目的で使用するマグネットフックの場合には、強力な磁石が付いたアイテムを選ぶ必要があります。

磁力はガウスやテスラと言った単位で表記されますが、文房具などで使用される磁石の場合、そこまで細かな表示はありません。普通・強力・超強力などの分類方法が一般的で、耐荷重によって使用可能かを判断します。超強力と書かれている場合、普通の永久磁石ではなくネオジムなどのレアアースで作られた磁石であることが多く、耐荷重も飛躍的に大きくなります。

ネオジム磁石 マグネットピン

ネオジム磁石 マグネットピン

マグネットフック 超強力

マグネットフック 超強力

 

まとめ

マグネット用品には、多くの種類があることが分かっていただけたと思います。マグネット用品は、目的に合わせて用意することが重要です。大は小を兼ねるからと言って超強力磁石をホワイトボードなどに使用すると、取り外せなくて苦労することもあります。適材適所でアイテムを選んでいきましょう。

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