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ボールねじの特長と使い方

ボールねじ

回転の力を直線の力に変換するねじ機構部品です。

ボールねじ
特長
  • ボールねじは、ねじ軸、ナット、ボールなどから構成されており、モーターなどの回転運動を直線運動に変換する機械要素です。(直線運動を回転運動に変換することも可能です。)
  • ボールねじのボールは、ナットとねじ軸との相互間に転がり、接触により摩擦力が大幅に軽減するため、機械効率が向上し、高い位置決め精度が維持されます。
  • 軸方向平均荷重、平均回転速度などの使用条件が明確ならば寿命予測(計算)が可能です。
  • 構造図
    ねじ軸とナットの間に多数のボールを介在させ転がり、接触させることで大変軽く回転します。
ボールねじの使い方
ボールねじの使い方
ボールねじの精度

ボールねじの制度はJISによりリード制度、各部取り付け制度、トルク変動率により種類分けされています。精度表示は、C0、C1、C3、C5、C7、C10で数字が小さくなるほど高精度のボールねじとなります。

ボールねじについて

ボールねじの原型は、約120年前に米国で考案され、自動車用操舵装置や航空機用フラップ上下操作用に実用化されました。現在は工作機械を始め、各種ロボット、FA、OA機器半導体関連機器、産業機械、医療関連機器などの精密位置決め送り要素として幅広く使用されています。

  • ワーク・テーブル質量(kg)を確認してください。
  • 最大送り速度(テーブルの移動する速度)(mm/sec、m/sec、m/min)を確認してください。
  • 最大ストローク(mm)を確認してください。
  • 位置決め(動かす位置)精度[目標とする位置と実際に停止した位置との差]を確認してください。