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ウェットタオルの種類と選び方

医療や介護といった現場で欠かせないアイテムがウェットタオルです。ウェットシートなどともよばれ、使い捨てのため衛生的、その上、丈夫で汚れにも強く、製品によっては消毒機能を持っているものまであります。大きさもかさばらず、現場のスタッフが常に携行することも可能です。清潔・衛生面でのきびしい管理が義務付けられる医療現場、介護施設などでは常に作業内容にあったウェットタオルを用意しておくことが大切なのです。

ウェットタオルとは

不織布などに殺菌・消毒効果のある液体を染み込ませ、乾燥しないように密閉できるケースに収納された衛生用品をウェットタオルといいます。除菌効果もあるため、一般企業などでもインフルエンザの流行時期にはドアノブや受話器などの清掃に利用されることもあります。医療現場などでは、大量の消毒用エタノールを染み込ませたウェットタオルもあり、さまざまな用途で使用されています。

ウェットタオルは、商品タイプ、アルコールの有無、1枚あたりの価格から選ぶことができます。

 

商品タイプから選ぶ

ウェットタオルには、大判のウェットシートや大容量を保管できる据え置き型と、携行に便利な小型の携帯型があります。据え置き型、携帯型も商品によっては、中身のウェットタオルだけを詰め替えて使えるものもあり、コストパフォーマンスにすぐれています。一般的に携帯型のものは、使い切りタイプのものが多く、介護施設などで応急的に使用する目的で携行される場合が多いようです。

 

アルコールの有無から選ぶ

ウェットタオルはアルコールが含まれているかいないかによっても選ぶことができます。

アルコールタイプ

アルコールタイプ

消毒用のエタノールが配合されたウェットタオルです。含まれているアルコールの度数により除菌ができるもの、消毒ができるものといった具合に用途別に使い分ける必要があります。アルコールの消毒効果には水分が欠かせず、一般的には70%のアルコール濃度がもっとも高い消毒効果を発揮するといわれています。医療現場などで使用する場合は、60~95%の濃度の消毒液が用いられます。

アルコール無添加

アルコール無添加

アルコールが含まれていないタイプのウェットタオルで、ノン・アルコール、アルコール不使用などと表示されています。アルコールの代わりに両性界面活性剤を使用し洗浄力を高めているものもあります。アルコールを使用できない患者、要介護者の場合は、アルコールが不使用で精製水の割合が99%を超えている製品を選ぶようにします。

 

香料の有無から選ぶ

ウェットタオルには、香料が付けられているものと無香料のものがあります。個人の好みにもよりますが、一時的に入浴できない要介護者などの場合、要望によっては香り付きのウェットタオルを使用することもあります。ただし、一般的に医療施設などでは無香料のウェットタオルが使用されています。

 

1枚当たりの価格で選ぶ

ウェットタオルは、1枚あたりの価格によっても選ぶことができます。ウェットタオルの価格は、アルコール濃度や不織布の厚さや成分によっても変わってきます。当然、安価な商品は、アルコール濃度が低かったり、不織布の大きさが小さい、薄いといった可能性もあるのです。ウェットタオルは使い捨てのため、できるだけコストを抑えたいという気持ちは分かりますが、実際にどのような状況で使用することが多いのかを分析し、使用者がもっともストレス無く使用できるウェットタオルを選ぶことが重要になってきます。

 

まとめ

ウェットタオルは、医療施設や介護施設などでひんぱんに使用される衛生用品です。除菌から消毒まで1枚で行うことができ、使い捨てで衛生的です。テーブルやドアノブ、リモコンといった身の回りの品物から、場合によっては人の体を直接拭くことも可能です。ウェットタオルには、さまざまなタイプが用意されていますが、実際の作業環境に適したものを選ぶことが大切になってきます。

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