工具の通販モノタロウ ホワイトボード本体 予定表の種類と選び方

予定表の種類と選び方

円滑な日々の業務の継続には、個人はもとより会社全体のタスク管理が重要になってきます。営業がメインの会社、工事がメインの会社と目的が違えば予定表のフォーマットも違ってきます。効率の良い業務には適切な管理表が欠かせません。今回は、予定表の種類と選び方について説明します。

予定表とは

予定表とは、決められた期間におけるタスクや業務予定が記入できる表のことで、作業の進捗状況や行動予定がひと目で分かるようになっています。ほとんどの企業、会社で導入しているだけでなく、個人のタスク管理などにも広く利用されています。

 

予定表の種類と選び方

予定表は、業務内容や記入する期間によって種類が違います。たとえば、数ヶ月を要するプロジェクトなどの場合は、複数月の行動が書き込めるタイプが良いですし、大勢の営業マンを抱える事務所などでは、壁掛けタイプの方が利便性が高くなります。予定表を適切に選ぶことで業務の効率も高くなるのです。

 

タイプで選ぶ

予定表には、さまざまな業務に適応したアイテムが販売されています。自社で必要と思われる項目が入っている予定表を選ぶことが必要です。

フレックスタイム予定表

フレックスタイム予定表

最近、導入する企業が増えてきたフレックスタイム制の勤務時間は、従業員の都合で出社・退社時間が決められる変形労働時間制勤務のひとつです。国内で採用されているフレックスタイムは、その時間内ならいつ出社してもOKなフレキシブルタイムと、必ず勤務している必要があるコアタイムに分けられていることが普通です。そのため、フレックスタイム用の予定表には、従業員の氏名、出発(出社)時間、営業先などが記入できるようなタイプが人気があります。


工事予定表

工事予定表

工事などの予定や進捗状況がひと目で分かるように作られているのが工事予定表です。工事予定表には、該当する工事に参加する社員や外注アシスタントを記録するタイプや、工事の着工日、場所、施工方法や担当責任者を記載できるタイプがあり、必要に応じて使い分ける必要があります。


月予定表

月予定表

さまざまな業務に応用できる予定表が、月予定表です。曜日、事項(予定)などを書き込めるシンプルなものの方が使い勝手が良く人気があります。縦型や横型、また記載できる期間も1月からや数ヶ月書き込めるものまで幅広く用意されていますので、自社のスケジュールに合ったものを選ぶといいでしょう。


行動予定表

行動予定表

従業員のシフト状況やタスク管理を行う予定表です。営業マンの営業先や、勤務時間の確認など幅広い用途に使用されています。縦長や横長、吊り下げタイプ、固定タイプなど用途に応じてさまざまなアイテムがラインナップされています。


週予定表

週予定表

1週間のタスクを書き込める予定表が週予定表です。通常、月曜日から日曜日まで7日分のスペースしかありませんが、その分、書き込める情報量が多く、失敗の許されないデリケートな予定管理などに重宝します。縦型・横型など設置場所によって使い分けることができます。

 

置く場所で選ぶ

予定表に記載された事項は、従業員全員が把握しておく必要があります。そのため、事務所や作業所の目に付きやすいところに設置することが一般的です。

壁掛け用

壁掛け用

壁などにフックを付け吊り下げて使用するタイプで使う場所を選びません。軽量小型のものが多く、移動も簡単なので工事現場などの出張所でも問題なく設置できます。


ホワイトボード用

ホワイトボード用

事務所や会議室などのホワイトボードに設置するタイプです。あらかじめ規定のホワイトボードサイズにデザインしたものと、マグネットなどでホワイトボードに貼り付けて使用するタイプなどがあります。前者は、事前に必要項目を選べるなど機能性が高く、後者は撤去設置が簡単で汎用性が高いというメリットがあります。


個人ロッカー用

個人ロッカー用

従業員がそれぞれシフトを確認できるようにロッカーに取り付けておけるタイプの個人予定表です。写真は冷蔵庫に貼り付けたものですが、通常は縦長デザインでスチール素材のロッカーに取り付けやすいマグネットタイプのアイテムが利用されています。

 

素材で選ぶ

ほとんどの予定表はホワイトボードと同じ仕組みで作られています。軽量である程度の強度を保つためにハニカム構造のダンボールや木質系のボードを中心にし、その上からスチールやホーローでコーティングします。

スチール

亜鉛メッキで加工したスチールでできています。さらにその上から白い塗料を塗りアクリル塗装を施すことで滑らかな書き味を実現しています。コストも安く、磁石にも反応するため汎用性が高い素材です。

ホーロー

鏡のような光沢を持ち、抜群の書き味を持つ素材がホーローです。ただし、その分コストが高くなってしまいます。

 

まとめ

予定表には、さまざまな種類がありますが、単体で使用するよりも複数の予定表を組み合わせることで効果が高められます。チーム全体の予定と各自のタスク管理を別々の予定表で記録することで、プロジェクトへの理解力も高まるのです。