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OAタップ(電源タップ)の種類と選び方

OAタップはオフィスの必須ツールといって過言ではありません。パソコンやプリンタの他、様々なOA機器を設置するには多くの電源コンセントが必要です。この記事では便利なOAタップの選び方についてご紹介します。

OAタップとは

OAタップとは複数のコンセント差し込み口がある延長コードのことです。オフィスや工場などでは多くの電子機器を使用することが多いため、室内の壁や床にあらかじめ設置されたコンセントだけでは足りないことがほとんどです。その足りない電源コンセント数をカバーするためによく利用されています。電源タップやテーブルタップと呼ばれることもあります。

OAタップの種類と選び方

OAタップには直接コンセントに直付けするタイプのものと、延長コードを使って離れた場所で利用できる延長コード付きのタイプがあります。

直付けタイプ

コンセント差込口に直付けして使用するOAタップは、その近くに位置する電子機器の電源供給を集中させたいときに便利です。例えばプリンタとシュレッダーをセットで置いてあるケースなどに最適です。

また、会議室や休憩室など床面が広く美観と安全面からコードが目立つことが好ましくない場合にもよく利用されています。

直付けタイプ
延長コード付きタイプ

室内のコンセント差込口から離れた位置への電源供給に利用されるOAタップです。延長コードの長さが各種用意されており、部屋のサイズにあわせて購入することが可能です。

長さを選ぶコツは余裕分としてプラス50cmを目安にして選ぶようにすると、コードを引っ張りすぎて抜ける心配がなく安心です。

また、コードを保護する配線カバーを利用すると安全と外観共にカバーできるのでおすすめです。

延長コード付きタイプ

形状で選ぶ

大きく分けて直付け、延長コード付きの2タイプがあることを先にご紹介しました。ここではさらに細かくOAタップの形状についてご紹介します。

屋内の電源コンセントに直付けで使用するOAタップには、差込口が折りたためる狭い場所で利用する場合に適したコーナータップと、タップの面全てにコンセント仕込み口が付いていて電源を3方向に分配できるトリプルタップがあります。


  • コーナータップ
    コーナータップ
  • トリプルタップ
    トリプルタップ
2P電源タップ・3P電源タップ

屋内の離れた場所で利用できる延長コード付きのOAタップには、差込口が2つある2P電源タップ、3つある3P電源タップがあります。待機電力をカットするため使わない電源コードはスイッチで電源OFFできるタイプもあります。


  • 2P電源タップ
    2P電源タップ
  • P電源タップ
    3P電源タップ

差込口数で選ぶ

OAタップを選ぶときには必要な電源数よりも余裕を持った差込口のあるOAタップを選ぶことをおすすめします。市販されているOAタップには、1個口・2個口・3個口・4個口・5個口・6個口・7個口・8個口・24個口などがあります。

先にご紹介したように2個、3個のコンセント差込口がついたOAタップが多く販売されていますが、工場など使用する機械台数が多いケースにも対応できるよう8~24個もの差込口が付いた大型OAタップも販売されています。

差込口が多く大型のOAタップを利用する場合、裏面にマグネットが付いているタイプを選ぶとスチール棚やデスク裏に固定できるので便利です。

コード長さから選ぶ

電源を必要とする位置までの距離を考慮してOAタップのコード長さを考慮することも重要です。市販されているOAタップには、0.2m、0.3m、0.5m、1m、1.5m、2m、2.5m、3m、5m、10m などの長さがあります。

5mを超える長いOAタップを利用するときは、多くの場合備品の陰に隠れて見えないことも多いため、未使用の差込口にはホコリ防止の安全シャッター付きのタイプがおすすめです。

まとめ

パソコンやプリンタなどの電子機器、そしてスマホやタブレットの充電などで大活躍なOAタップ。一般家庭以上に多くの電源コンセント数を必要とするオフィスや工場では安全面にも考慮してOAタップを導入したいものです。