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ペーパーカッター(裁断機)の種類と選び方

ペーパーカッター(裁断機)とは何か。ペーパーカッターにはどんな種類があるのか。どのような用途で使用されるのか。個人ではなく、企業として使うにはどの種類の裁断機を使うのが良いのか。ペーパーカッター(裁断機)について解説します。

ペーパーカッター(裁断機)とは

ペーパーカッターとは紙を裁断するためのスライド式裁断機のことを指します。個人や小規模の企業・営業所等で使用するための少量の紙を裁断するものや、企業で使用する何百枚といった書類を一度に裁断できるものがあります。最近は、ペーパーレスの企業が増えており、書類の保管場所の問題もあり大量の書類を電子化するためペーパーカッターがよく使用されます。とくにコクヨやカール事務機の製品で人気があり、A4サイズのみでなく、A3サイズに対応した大型のディスクカッターも増えています。

ペーパーカッター(裁断機)の種類と選び方

ペーパーカッターは用途によりどれを購入すればいいのかが変わります。例えば、個人で使うのか、企業が使うのかといった選び方からはじまり、使用場所の規模はどのくらいなのか、そもそもの目的は何なのかなど、それぞれのペーパーカッターの種類により適した使用方法が変わってきます。

また、基本的にペーパーカッター(裁断機)は3種類に分けることができます。企業や工場で使う際に少量の紙を裁断・処理したい場合は、「ディスクカッター」がコストや大きさの面でおすすめです。

大量の紙を処理したい場合は、一般的に「裁断機」と言われる機器が効率性の面でおすすめです。

レターオープナーは、手紙や書類の封を切る際にハサミと違い中身を傷めることがないので事務処理が多い方などにおすすめです。

ペーパーカッター(裁断機)は前述した通りペーパーカッター・裁断機・レターオープナーと3種類に分けることができます。ここではそれぞれの特徴のある3つのペーパーカッター(裁断機)について適した使い方や選び方をさらに掘り下げて解説していきます。

ペーパーカッター

ペーパーカッターはディスクカッターとも呼ばれています。このディスクカッターは、主に個人や小規模の営業所などで使用されます。このディスクカッターは、ペーパーカッターの中でも1万円以内の低価格でリーズナブルな商品が多数あり、通常の裁断機と比較してもコンパクトかつ、使い方も簡単という手軽さが魅力です。スライド部の替え刃に種類が多く、丸刃やミシン目刃、フッ素コーティングや、チタン製の丸刃などがあります。ディスクカッター用替刃もあり、切れ味が悪くなれば刃の部分のみ変えることができます。また、ディスクカッター用カッターマットの交換も可能です。そのため、本体が壊れなければ新しく買い替える必要はなく、何度でも使用することができます。そういった部分からも価格以上に汎用性も高いです。

ペーパーカッター
裁断式

ペーパーカッター
スライド式

 

裁断機

裁断機は、ディスクカッターと異なり、20,000円の商品や40,000円の商品などが多い高価格帯のペーパーカッターです。主に、工場や企業での用途が多いです。一度に多くの書類を裁断可能であるため、ディスクカッターと比べて、効率的に書類の裁断が可能です。また、価格が高価な分、寸法精度が高い、怪我をしない様に安全性を高めてあるなど、性能・品質・安全性を追求できます。

裁断機

 

レターオープナー

「レターオープナー」は、簡単な手紙や書類の封を切るための道具です。ペーパーナイフと呼ばれることも多いです。手紙や封筒の封を切る際に、ハサミを使う方も多いですが、ハサミでは封を切った際の切り口がギザギザになる場合や、誤って中身まで切ってしまう場合も出てきます。そんな時に「レターオープナー」であれば、手紙や書類の中身を傷付けることなく封を開けることが可能であるため、大切な書面を数多く扱う経理・会計などの業務を行う方に役立ちます。

レターオープナー

 

まとめ

ペーパーカッター(裁断機)は、大きく3種類に分けられます。それぞれの特徴や用途にあった、適切なペーパーカッター(裁断機)を選ぶことで、無駄な作業が出ることなく裁断がスムーズに行えます。