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OA機器汚れ防止用品の種類と選び方

液晶ディスプレイやPC本体は、静電気などでホコリを吸い寄せやすくなっています。液晶ディスプレイに付着したゴミは視認性を悪化させますし、PC本体の冷却用の窓に付いたゴミは、パフォーマンスの低下にもつながります。生産性と作業効率維持のためにOA機器の汚れ防止用品を使用する必要があるのです。今回はOA機器汚れ防止用品の種類と選び方について説明します。

OA機器汚れ防止用品とは

OA機器汚れ防止用品とは、PC本体やディスプレイはもちろん、プリンタやキーボードと言った付属機器をホコリや汚れなどから守ることを目的に使用されるオフィス用品です。それぞれの機器に専用のアイテムが用意されています。

OA機器汚れ防止用品には、代表的なものにディスプレイ保護、PC本体、キーボード、さらにはプリンタなどを対象にしたものが販売されています。

 

液晶フィルター

長時間、パソコンやスマートフォンのディスプレイを見ていると目が疲れてきます。これは液晶ディスプレイなどが発しているブルーライトが原因で、作業効率が下がってしまうだけでなく、心身にも良い影響を与えません。適切に対処することが必要です。

液晶フィルターは、目を保護するだけでなくディスプレイ画面の保護や汚れ防止にも役立ちます。

 

サイズから選ぶ

小さいものだと、家庭用ゲーム機に使用するタイプのものから一般的なPC用ディスプレイサイズまで幅広くラインナップされています。

サイズは、フィルターまで入れると、11.6型ワイド、12.1型、12.1型ワイド、12.5型ワイド、13.3型ワイド、14型ワイド、15型 、15.6型ワイド、17型、18.5型、19型、19.5型、20型、21.5型、23型ワイドと分かれていて自社で使用しているディスプレイサイズに合わせて選ぶ必要があります。

液晶ディスプレイのサイズはインチ表示で、画面の対角線上の長さを測ります。ただ、最近は縦横の比率が16:9のアイテムも増えているため縦横の長さも把握しておく必要があります。

  4:3 16:9
12.1インチ 25×18cm 27×15cm
14.1インチ 29×21cm 31×18cm
15インチ 30×23cm 33×19cm
17インチ 35×26cm 38×21cm
19インチ 39×29cm 42×24cm
20.1インチ 41×31cm 44×25cm
21.3インチ 43×32cm 47×27cm

 

装着方法から選ぶ

液晶フィルターは、自己吸着、両面テープ、シール、マグネット、ディスプレイ枠に留め具をセットして装着するタイプがあります。

自己吸着

特殊シリコンを用いた自己吸着タイプです。貼ってはがせる繰り返し使用できる、貼ってはがせるタイプもあるので、ディスプレイが故障等した場合でも無駄になりません。

自己吸着

両面テープ・シール

ディスプレイやディスプレイ枠に両面テープ、もしくはシールを貼ることで接着させるタイプです。両面テープとシール、どちらの接着方法も選べるようになっているものが多くあります。

両面テープ・シール

マグネット

液晶自体に内蔵されているマグネットを利用するか、そうでない場合は付属のマグネットシールをディスプレイ枠に貼り、マグネットで簡単に着脱が可能になっているタイプです。

枠が狭いディスプレイにはマグネットシールを貼るスペースが足りないこともあるので、検討する際は確認しておきましょう。

マグネット

硬化フィルター装着タイプ

ディスプレイ枠に留め具をセットし、UV硬化樹脂などで加工された硬化フィルターを装着して使用するタイプです。

硬化フィルター装着タイプ

 

透過率から選ぶ

液晶フィルターを選ぶ基準には、反射率、紫外線低減率、可視光線透過率といったものがあります。

反射率

ディスプレイに映り込む外光の反射を抑制することで視認性が高まります。数値が低いほど高い効果があります。

紫外線低減率

ディスプレイから発生する紫外線を軽減する割合です。UVカット率とも呼ばれ数値が高いほど効果が期待できます。製品によっては90%以上の紫外線をカットするものもあり、疲れ目の緩和などに効果を発揮します。

可視光線透過率

ディスプレイが発色する目に見える光線を透過できる割合です。数値が高いほど画面が明るく見え視認性が高くなります。

 

OAカバー

PCや関連グッズをカバーすることで汚れやホコリからハードを守り、安定した動作を維持してくれるグッズです。

キーボードカバーから選ぶ

キーボードに侵入したホコリは接触不良や誤作動のもっとも大きな原因のひとつです。メーカー品のキーボードの場合は、それぞれのキーに対応したカバーがありますが、切って使用する汎用型のカバーが一般的です。

薄手のものから静電気防止ができるもの、衛生面では抗菌や洗浄可のもの、飲み物などをこぼしてしまっても安心の防水のもの、タイプ音を抑えてくれる防音のものなど、用途に応じて選ぶことができます。

サイズもタブレット用の外付けキーボード向けから、ノートPC用、デスクトップ用など、様々なものがラインナップされています。

キーボードカバー
キーボードカバー

 

筐体カバーから選ぶ

PCの周辺機器であるプリンタやFAXをホコリなどから守るためのカバーです。アクリルでできた据え置きカバーもありますが、汎用性の高い風呂敷タイプのマルチカバーが一般的です。

抗菌加工されたものや水洗いで洗浄可になっているもの、静電気防止素材が使用されたものなどがあるので、オフィスの環境によって選ぶと良いでしょう。

筐体カバー
筐体カバー
まとめ

OA機器汚れ防止用品を適切に選ぶことで、機器の寿命も長くなりオペレーターやプログラマーといったPC要員の負担も軽減され、作業効率の上昇が見込めます。液晶フィルター、OAカバーにはさまざまなアイテムがありますが、まずは使用しているサイズにあったものを選ぶことが重要です。