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PCバッグ・キャリングバッグの種類と選び方

職種を問わず必要なパソコンは、現代社会においてはビジネスの必須アイテムと言えます。正確な寸法を決める製造業やデザイン業はもちろん、営業においてもサーバー上に保管した膨大なデータへ瞬時にアクセスできるパソコンは、なくてはならないツールとなっているのです。外出先での利用に便利な軽量・薄型のノートパソコンも増えてきていますが、精密機械のため、ていねいに扱う必要があります。今回は、そんな携帯用デバイスを安全に持ち運びすることができるPCバッグ・キャリングバッグの種類と選び方を解説します。

PCバッグ・キャリングバッグとは

PCバッグ・キャリングバッグは精密機械である携帯用ガジェットを安全に持ち運びできるように開発されたバッグです。保護用のクッションや固定用のベルトなどが装着されたものもあり、移動時の破損軽減に役立ちます。

PCバッグ・キャリングバッグの種類と選び方

PCバッグ・キャリングバッグは、タイプやサイズ、特性から選ぶことができます。

タイプから選ぶ

PCバッグ・キャリングバッグのタイプは、持ち運べるアイテムや形状などで分類されます。

キャリングバッグ
キャリングバッグ

一般的に、ノートパソコンを持ち運ぶための専用バッグです。アルミニウムなどでつくられたハードタイプとナイロンやポリエステルでつくられたソフトタイプがあります。どちらも内部にはノートパソコンを固定するためのポケットやベルトなどが設けられています。


PCインナーケース
PCインナーケース

ノートパソコンやタブレットを入れ、カバンに収納するためのアイテムです。バッグインバッグとも言われ、クッションなどで衝撃を緩和するようにつくられています。通常、ファスナーなどで開閉する仕組みで、マウスや電源コードなどを収納するポケットが付属しているものが多いです。


ガジェットポーチ
ガジェットポーチ

携帯用ゲーム機や小型のデバイスを収納するためのアイテムです。マウスや電源コードの他、携帯用スキャナなどが収納できるタイプもあります。


カジュアルPCバッグ
カジュアルPCバッグ

ビジネスツールよりも柔らかい雰囲気を持ったPCバッグです。手提げ以外にもリュックやトートタイプのものもあり、多くのバリエーションが用意されています。プライベートシーンでも利用できるデザインで汎用性の高いことが特徴です。


ハードPCケース
ハードPCケース

ABS樹脂やアルミニウムなどを素材にしたハードタイプのOAバッグです。アタッシュケースタイプから工具や他のガジェットなども一緒に収納できる大型のキャリーケースまでそろっていて、目的に応じて使い分けることができます。

 

サイズから選ぶ

PCバッグ・キャリングバッグは何を運ぶ必要があるのかを考え、目的に応じた収納力があるアイテムを選ぶことが重要です。インナーバッグやガジェットポーチは収納さえできれば、大きさに関してはある程度アバウトでも構いませんが、キャリングバッグやハードケースは対応するPCサイズをしっかり把握しておく必要があります。

サイズ

小型PC向け

サイズ

大容量タイプ

ノートパソコンの対応インチサイズ

ノートパソコンのサイズは画面の大きさで表記され、11.6型・13.3型・13.3型ワイド・15.6型ワイド・16.4型ワイドなど、細かく様々なサイズに向けてのPCバッグ・キャリングバッグが用意されています。

 

特性から選ぶ

PCバッグ・キャリングバッグには、目的に応じたいろいろな特性が付与されています。自分の使用環境に合わせた特性が加えられたアイテムを選ぶといいでしょう。

2WAY

手提げタイプとショルダータイプに使い分けられるバッグです。ビジネスタイプとしてはもっとも広く普及しているタイプでバリエーションも豊富です。

3WAY

2WAYにリュック機能が追加されたタイプで、若いビジネスパーソンに人気のアイテムです。両手がフリーになることから通勤時にも邪魔になりません。


車輪付

大型のキャリーケースには、バッグの下部に車輪が設けられスムーズに移動できるようになっています。ノートパソコン以外にも、多くの商品見本や工具などを同時に持ち運ぶ必要がある場合に重宝します。

防塵

気密性が高く、耐衝撃、耐圧力ともに高い数字が期待できるPCバッグです。プロテクターツールケース、ペリカンケースなどとも言われ安全性は高まりますが、あまり大きなサイズのものはありません。


撥水

ほとんどのノートパソコンは水に弱いという欠点を持っています。撥水機能はPCバッグ・キャリングバッグにおいては必須機能になっています。

防水

撥水が水をはじくことで濡れにくくなるのに対し、防水は内部まで水を通さないことが条件です。そのため、ノートパソコンを湿気から守る機能は撥水よりはるかに高くなります。高い防水機能を期待する場合、ペリカンケースやプロテクターツールケースから選ぶ必要があります。


耐衝撃

移動時には、思わぬ衝撃をカバンに受けてしまうものです。大切なノートパソコンを衝撃から守るためのクッション機能などが追加されています。

衝撃吸収

低反発ポリウレタンなどを採用することで、衝撃を吸収する効果があります。通常のクッションよりも高い耐衝撃性を実現しています。


鍵付

ダイヤル錠の他、通常のシリンダーキーや南京錠も取り付け可能なタイプ、あるいは、複数の鍵を組み合わせたタイプなどがあります。高強度のアルミニウム合金製のキャリングバッグなどは、とくに高いセキュリティを誇ります。

ダイヤル錠付

以前はハードPCケースにのみ使われていたダイヤル錠ですが、最近はソフトバッグにも応用されています。いくらパスワードが掛けられているとしてもノートパソコンには大切なデータがたくさん詰まっています。ダイヤル錠付のタイプは、セキュリティ効果が高く利用者が多いバッグです。

 

まとめ

PCバッグ・キャリングバッグを選ぶには、まず自分が持ち歩くガジェットを分析する必要があります。メインとなるPCのサイズ、付属品の有無、他に必要なアイテムなどから大きさを決め、さらに使用環境に応じた付加価値が付いたものを選ぶ必要があるのです。