純水装置の特長と設置例
水道水に含まれるミネラルなど、イオン類を取り除き、純水を作る装置です。

特長
- 蛇口にホースをつなげば、すぐに純水を使うことができます。水道水を使用する時は、前処理として水道水の塩素を除去することが必要です。(左図参照)
- 水質チェッカーで樹脂筒(カートリッジ)の交換時期を確認してください。
<水質チェッカーとは>
処理水水質の表示は3色の発光ダイオードを用いており水質の状態を色で表示するようにしています。純水状態(緑色)、カートリッジ交換準備(橙色)、カートリッジ交換時期(赤色)となっています。
設置例

フィルターハウジング(ろ過器)
水の汚れの除去、水道水の塩素除去などを行います。純水器の不純物除去の前処理としても最適です。
・蛇口に口金を取り付ける場合は、しっかり固定してください。
純水について
ミネラル分他イオン類のほとんどない水を「純水」と呼びます。限りなく「水」に近づけた水です。ミネラル分とは、カルシウム(Ca)、ナトリウム(Na)、マグネシウム(Mg)、塩素(Cl)などがあります。
純水の用途
- 実験用器具の洗浄
- 試薬の調合
- 電子部品の仕上げ洗浄
- 清涼飲料水の原料
- 加湿器用水
- バッテリー用補充液
時間当りの純水の使用量(L/h)を確認してください。
- 1日の使用時間から、1日の使用量を計算して型式を選んでください。
- 原水水質およびご使用方法により、イオン交換樹脂筒の1本当たりの純水製造量が変動します。
ココミテvol.2より転載