フラスコの種類と特長
化学実験で、主に蒸留やかくはんに用いる口の小さな容器です。

特長
- 液体を一時的に保管します。
- 首が細いため、外部に揮発したガスが出ていきにくく、液面からの蒸発を抑えることができます。
三角フラスコ

特長
- 外から液体を加えたとき、跳ねた液体もフラスコ外に飛びにくい形状です。
共栓三角フラスコ

特長
- 首にすり合わせのガラス栓が付いていてかくはんに使用します。
- 栓があることにより、手で激しく振って内容物を混ぜることができます。
ナスフラスコ

特長
- 口から胴体にかけて肩がない涙滴型のため、液で塗れる壁面が大きくなっています。
- 溶媒留去して乾いてかたまった固体、アメ状液体を掻き出しやすい形状です。
- ロータリーエバポレーター(試料の蒸留、濃縮を行うもの)に装着します。
- 用途に合うタイプ(種類)を選んでください。
- 液体の容量(ml)を確認してください。
ココミテvol.2より転載