ステンレス製リフターとは

重量物の運搬、棚への積み下ろし、原料投入のアシスト作業補助台車です。

ステンレス製リフター
  • 特長
  • 食品や薬品の生産現場、またはクリーンルームなど、クリーンな場所でのご使用に最適です。
  • 塗装されていないステンレス製は、塗装片が落ちないため、食品や薬品など異物混入を避けたい作業環境での使用に最適です。
メンテナンス

油圧のリフターの場合、定期的なオイル交換や各部グリスアップが必要になります。また、油圧シリンダに使用しているパッキン類は、いずれ摩耗しますのでその際は交換が必要になります。

HACCP、GMPについて
  • HACCPやGMP、またはクリーン度などの指定が有る場合は打ち合わせが必要になります。
  • HACCPは1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理の方式です。GMPは薬事法に基づいて厚生労働大臣が定めた、医薬品などの品質管理基準です。
HACCPの基礎

HACCP方式は、原料の入荷から製造・出荷までのすべての工程において、あらかじめ危害を予測し、その危害を防止(予防、消滅、許容レベルまでの減少)するための重要管理点(CCP)を特定して、そのポイントを継続的に監視・記録(モニタリング)し、異常が認められたらすぐに対策を取り解決するので、不良製品の出荷を未然に防ぐことができるシステムです。

HACCPの基礎
注意事項どのリフターも、ワークの重量が能力内にあっても、ワーク自体の大きさや偏荷重の有無などで選定するリフターが違ってきますので注意が必要です。
  • 運搬物の最大重量(kg)を確認してください。
  • 運搬物の形、大きさ(mm)を確認してください。
  • フォーク利用高さ(昇降範囲)(mm)を確認してください。(フォーク最低位・最高位を確認してください。)
  • 昇降の手動・電動を確認してください。