紙両面テープの種類と特長
粘着剤が両面についた粘着テープです。
紙両面テープ(不織布)

特長
- 圧着するとすぐに貼り付き、厚さが均一でのりがはみでません。
- 紙材料には汎用タイプ、銘板・プラスチック材料には強粘着タイプが適しています。
- 紙両面テープ(不織布)は基本的に重量物や大きな荷重がかかる部分には使用しません。
布両面テープ

特長
- カーペットやベニヤ板などの凹凸面に貼り付けるのに最適です。
- テープ自体が厚いので貼り付け面が粗くてもよく貼り付きます。
ブチルゴム発泡体両面テープ

特長
- 耐候性、クッション性に優れたブチルゴム発泡体を支持体とし、その両面に接着性と耐久性に優れた合成樹脂系粘着剤を塗布した両面テープです。
- 柔軟性に富み、比較的粗い面への接着に適しています。
- 発泡体、フォーム基材の両面テープは、基材の特長から強力に接着します。
- 車のエンブレムの固定などに使用します。
粘着剤について
粘着剤は主に下記の3種類があります。
- ゴム系・・・初期接着力に優れ、様々な被着体に貼り付け可能です。
- アクリル系・・・高い接着強度と耐熱性に優れています。
- シリコン系・・・非常に高い耐熱性とシリコンゴムへの接着性に優れています。
- テープの幅(mm)×長さ(m)×厚み(mm)を確認してください。
- 両面粘着テープの基材を確認してください。(不織布や布以外に発泡体、アクリルフォーム、フィルムなどがあります。)
- どのような状況で使用するか確認してください。(耐熱温度、耐溶剤性)
- 後で剥がすか、剥がさないかを確認してください。(永久接着、再はく離)
ココミテvol.2より転載