水中ポンプ(電動)の種類と特長
設置場所がいらず水の中に沈めて、水をくみ上げるポンプです。
特長
- 水の中に沈めてコンセントを入れるだけで、すぐにくみ上げを開始できます。
水中ポンプ(電動)清水用

特長
- 清水、工業用水など透明度のある水の移送に適しています。
水中ポンプ(電動)工事排水用

特長
- 建設現場などの土砂混入水の移送などに。本体の1/3以上は水に浸っている状態で使用してください。
水中ポンプ(電動)汚水用

特長
- 固形物を含まない汚れた水、濁った水の移送に適しています。
- 本体を完全に水没させて使用してください。
全揚程 ・吐出量とは…
●
[簡単な計算方法]
水面から先端までの高さ+損失(配管総延長1割)

●吐出量(リットル/分)…1分間にポンプがくみ上げる水の量。
《目安》バケツ=約10リットル ドラム缶=約200リットル

※ホースや配管の種類により、この計算とは異なることもあります。
非自動形と自動運転形について

非自動形は、ポンプでくみ上げた液体が、止まらずに流れ続けます。自動運転形は、水面に風船型のスイッチを浮かせることによりくみ上げ、水位がなくなると自動に電源をOFFにします。
- 吐出量(1分間にポンプがくみ上げる水量)(L/min)を確認してください。
-
全揚程 (m)を確認してください。 - 接続するホース、またはパイプの口径を確認してください。
- 周波数(50Hzまたは60Hz)を確認してください。
- 電源(V)を確認してください。
- 必ずくみ上げる水、液体に合ったタイプを選んでください。
- 使用する用途に合ったポンプの材質(ステンレス・アルミダイカスト・樹脂など)を選んでください。
ココミテvol.2より転載