一液型発砲ウレタンの種類と特長
窓枠や配管のすき間を埋めて、結露防止や遮音のために使用する充てん・断熱剤です。
特長
作業を断続的に使用したい場合には、ガンタイプが優れています。
(ストロータイプは1回使いきりです。)
(保管時には、ガンにウレタン缶を取り付けたまま、流量調整ねじを完全に閉め、ウレタン缶を正立状態で、直射日光が当たらない湿気の少ない冷暗所で保管してください。)
- 配線ケーブルボックスのはめ込み・すき間充てん・固定に。
- 床下のきしみ防止・断熱・保温に。
- 配管パイプ貫通部のすき間充てん・固定に。
用途
- コンクリートとアルミ窓枠、ドア枠の接着・すき間充てん
- 結露防止、床下のきしみ防止・断熱・保温
- 配線ケーブルボックスのはめ込み・すき間充てん・固定
- 配管パイプ貫通部のすき間充てん・固定
注意事項
- 〔接着する素材・接着しない素材〕
ほとんどの素材に接着しますが、ナイロン・ポリエステル・ポリプロピレン・軟質塩化ビニール・シリコン樹脂・フッ素樹脂・ガラスなどには
接着しません。 - 〔発泡ウレタンの欠点〕
発泡ウレタンは紫外線に当たると茶褐色に変色・劣化し、力を加えるとぼろぼろに崩れます。硬化後に塗料(油性・水性と問わず)を塗ったり、
ウレタンをカットしてパテを塗ったりし、紫外線が当たらないように表面処理をしてください。
JAIA F☆☆☆☆、JAIA 4VOC基準適合について
日本接着剤工業会による“室内空気質汚染対策のための自主管理規定”に基づき、ホルムアルデヒド放散等級、および4物質のVOC基準値が定められています。
商品選定の際は、これらのマークが表記されているかどうかをご確認ください。
ホルムアルデヒド等級区分
等級・記号 | ホルムアルデヒド放散速度 μg/m2・h |
内装仕上げの制限 |
---|---|---|
F☆☆☆☆ | 5以下 | 使用面積に 制限なし |
4物質の含有量管理値
物質 | 4VOC含有管理値重量% |
---|---|
トルエン | 0.1未満 |
キシレン | 0.1未満 |
エチルベンゼン | 0.1未満 |
スチレン | 0.015未満 |
発泡容積、施工可能長さ、フォーム色を確認してください。
ココミテvol.2より転載