液状ガスケットの特長と用途
自動車、建設機械、産業機械の各種フランジシールに使用されています。

特長
嫌気性タイプと湿気硬化タイプの2種類あり、嫌気性シール剤は剛性のあるフランジ面(充分な面圧が取れるもの、変形しにくいもの)に、シリコーンシール剤(湿気硬化タイプ)は変形しやすいプレス品や樹脂ケースまたは面圧が充分に取れないような箇所に適しています。
用途
- モーター、コンプレッサー、ポンプのガスケット
- トランスミッション、ギアーボックス
- 耐薬品性が必要なガスケットシール
- 成形ガスケットとの併用(シリコーン剤のみ)
- 油圧システムのガスケット
塗布方法

- フランジの種類を確認してください。(打ち抜き(板金)フランジ・剛性フランジ)
- フランジの種類に合わせて嫌気性シールタイプか、シリコーンシールタイプかを選んでください。
(打ち抜き(板金)フランジには柔軟さがあるシリコーンシール、剛性フランジ(変形しにくい)には嫌気性シールを選んでください) - 使用温度(°C)、色、容量(ml)、耐オイル性を確認してください。
ココミテvol.2より転載