トルクドライバーの種類と使い方
空転式トルクドライバー
設定したトルクの力でねじ・ボルトを締めるドライバーです。

特長
- 設定したトルク値に達すれば自動的にクラッチが切れ、空回りするので締め過ぎの心配がありません。また、作業者による差が出にくいため、容易にトルク管理ができます。
- ユーザーの使用するトルク値が一点の値でなく数点ある場合は空転式が作業用として一般的です。
使用方法

- ねじに合うビットを選びます。
- 調整リングを回してトルク値をセットします。
- 空転するまで締め付けます。
傘形トルクドライバー

特長
締め付けたトルク値を直読できる目盛板付です。左右に目盛が付いており、置針も標準で付いています。主に検査用に使用します。
使用方法

- ねじに合ったビットを選びます。
- 置針固定リングを緩めます。
- 置針を0点にセットします。
- 目盛を見ながら締め付けます。
- 締め付けるトルク値を確認し目盛をそのトルク値に合わせてください。
- ビットも各種あるので必要なビットを確認してください。
ココミテvol.2より転載