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のりの種類と選び方

のりは誰でも使う文房具の一つです。特に事務作業を主体に業務を行う方であれば頻繁に使うのではないでしょうか? のりにもさまざまな種類があり、種類ごとにそれぞれ得意不得意があります。実はそういった種類をしっかり知って使い分けることができれば、ちょっとした作業の軽減化にも繋がります。今回はそんな、のりを最適に選ぶためのポイントを紹介します!

のりとは

のりは封筒の口を閉じたり、スクラップしておきたい新聞記事などをまとめたりと、さまざまな用途があります。

最も適しているのは、薄い紙同士を接着することでしょう。ちょっとした家具や壁紙の補修にも使えるので、常備しておくと何かと便利です。

のりの種類と選び方

一口に「のり」と言っても、その種類や形状は多岐にわたっています。使い勝手のよくないものや、目的に合わないものは作業効率の低下にも繋がりかねません。主な用途を明確にし、最適なのりを選ぶようにしましょう。

また、使いやすさものりを選ぶ時の重要なポイントです。保管や持ち運びのしやすさなど、どのような場面で使うかも想定してみるとよいでしょう。

のりの種類はスティックタイプや液状タイプなどさまざまです。また、その容器にも多くのバリエーションがあります。主なのりの種類とその特徴を紹介します。

手を汚さず、狙った場所にピンポイントでつけられるのが最大のメリットです。封筒の口など、まっすぐに均一にのりをつけたい時に便利です。また、乾くまで待つ必要もないので、スピーディに作業を進めたい人に向いています。

粘着力もしっかりくっつくものから、貼り直しができるような弱めのものまであるので、購入の際にはチェックしておきましょう。

ただし、従来の液状のりやスティックのりに比べるとやや割高になります。特に使用頻度が高い場合は、テープが長めだけでなく、詰め替えができる、レフィルが容易に入手できるなど、コストパフォーマンスのよいテープのりを選ぶとよいでしょう。

テープのり

「のり」と言えばこのタイプを真っ先に思い出す人も多いのではないでしょうか。チューブやジャーに入った、粘度の高いのりです。トウモロコシでんぷんから作られており、安全性の高さと用途の広さから幼稚園や保育園、小学校でも多く採用されています。

広範囲に塗りやすいので工作に適していますが、均一に塗るのが難しく、ムラになると接着した紙にシワが寄ったり、凸凹になってしまうというデメリットもあります。また、手や机につくとべたついたり黒く跡が残ったりするので、ヘラを使う、新聞紙を敷くなどの準備も必要です。

でんぷんのり

液体のりやテープのりがボールペン型の容器に入ったペンタイプは持ち運びのしやすさではNO.1です。「のりを用意しておきたいけど、ペンケースの中でかさばるから」と携帯を諦めていた人にピッタリです。デスクに引き出しがない場合にも、ペン立てに収納できるので便利です。

しかし、広い範囲ののりづけには適していません。あくまで携帯用、予備と考えましょう。

ペンタイプのり

水分が多く、紙にしみこみやすいのでしっかり接着できるのが特徴です。容器の口についているスポンジ部分で塗るため、手が汚れず適量を素早く伸ばせます。低価格な上、大容量の詰め替え用があるのもポイントの一つでしょう。

デメリットとしては、しっかりフタを閉めておかないとスポンジが乾燥して使えなくなってしまうこと、紙にシワが寄りやすいことなどがあります。

液状のり
固形のり

使う時にスティック状ののりを繰り出すタイプです。手が汚れないことはもちろん、塗った紙がシワになりにくい、保管に場所を取らない、乾くのも比較的早いといったメリットがあります。

液状のりと並んでよく使われているのりですが、接着力が今一つで、時間がたつと剥がれてしまうことがあるなどのデメリットありますので、よく理解した上で選ぶようにしましょう。

固形のり

液状のりがスプレー缶に入ったものです。文字どおり、のりをスプレーできるので、大きいものや広い範囲につけたい時に最適です。

また、他ののりと異なり、厚紙や段ボール、ウレタンフォーム、発泡スチロールなどさまざまな材質の接着ができるのが特徴です。中にはガラスや金属にも使える接着力の強いものもあります。

スプレーのり

用途で選ぶ

のりを選ぶ時は、種類だけでなく「よく使う対象物の大きさ」を考えましょう。小さい紙をくっつけるのにスプレーのりは不向きですし、反対にA4サイズの紙全面にのりづけするのに、スティックのりでは効率的とは言えないでしょう。

大きく分けると、広範囲に塗る時は液状のり、スプレーのり、でんぷんのり、細かいものを接着したい時は固形のり、テープのり、ペンタイプのりが適しています。

  • 接着力
  • 仕上がりの状態
  • 乾きの早さ

など、作業をする上で重視することをもとに、のりのタイプを選ぶのもおすすめです。

まとめ

身の回りに一つはあるはずの「のり」。使い心地や接着力はどうでしょうか? 思うように作業が進まない原因は、もしかしたらのりにあるのかもしれません。何となく使っている、という人はぜひ一度見直してみてください。