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フレコンバックの使い方

フレコンバックは、ポリエチレンやポリプロピレンなどの合成繊維で作られる、丈夫かつ軽い袋です。使用用途は多岐にわたり、たとえば穀物の梱包や輸送に使われます。具体的にはどのような使い方がされているのか、以下で詳しく見ていきましょう。

フレコンバックとは

フレコンバックは、ポリエチレンやポリプロピレンをはじめとした合成繊維で作られる袋です。正式名称はフレキシブルコンテナバックであり、フレコンバックは略称のひとつ。ほかにはフレコン、コンテナバックとも呼ばれます。

耐久性のある化学繊維を用いているので、丈夫でかつ軽い袋というのが特徴のひとつです。使用していないときには折りたたむことも可能であり、収納性に優れているところも見逃せません。またフレコンバックにもいくつかの種類があり、大きく6つに分けることができます。

丸形

ふちが丸い袋であり、一般的に使われているのはこのタイプです。出回っている分、安価なアイテムが多い傾向にあります。

フレコンバック


角型

ふちが四角いタイプです。積み込みの際に収納しやすい特徴があります。

フレコンバック


排出口付き

バックの底が開いたり閉じたりするタイプで、袋の中身を排出する際に便利です。

フレコンバック


内袋付き

袋の内側にビニール袋がついたタイプです。通常の袋からこぼれてしまう粒子状のものや、袋から水分を逃がしたくないときに使います。

フレコンバック


対候性大型土のう袋

気候に強い特殊な加工が施されたタイプです。とくに紫外線に強いとされ、屋外に置いたままでも1年~3年前後は持ちます。

フレコンバック


水切り用

通常の袋よりも網目が広いタイプです。内袋と反対に、袋から水分が逃したいときに使います。

フレコンバック

フレコンバック各部の名称

フレコンバックには各部によって名称が付いています。各部の有無によって使用用途が異なりますので、名称を覚えておきましょう。

投入口

フレコンバックの最上部にある開口部です。投入口から袋の中にものを入れます。

フタ

投入口の下にある部位です。投入口を縛ってバックを閉じる部位なので、フタという名称がついています。

縛りひも

フタを縛るために使用する部位です。もちろん縛ったあとで緩めることもできます。

吊りベルト

運搬するフレコンバックを、フォークリフトなどで揚げたり降ろしたりするときに使用する部位です。

反転ベルト

袋の底についているベルトで、吊りベルトと同様の役割を果たします。また反転させることで、中のものを排出する際にも使用可能です。なお、排出口がないタイプにしか付いていません。

排出口

袋の底を開いたり閉じたりできる部位です。排出口付きのバックにしか付いていません。

内袋

フレコンバックの内側についている袋です。内袋付きのタイプにのみ付いています。

フレコンバックの使い方

フレコンバックは、穀物、飼料、土砂、廃棄物などの粉末状および粒状物を運んだり保管したりする際に使います。一連の使い方としては、まず投入口から粉末状および粒状物を縛れる範囲内まで入れ、そのあと縛りひもで投入口を縛ってください。 内容物で埋めたバックは、手作業やフォークリフトで運搬車などに詰め込み、所定の場所まで運びます。

運んだあとは吊りベルトや反転ベルトを使用して、内容物を排出する作業へ。排出口が付いているかつ、反転ベルトがあるタイプであれば、フォークリフトなどで引っかけて吊り上げるだけで作業が可能です。それ以外で排出する場合は、手作業が基本となるでしょう。

フレコンバックの耐荷重について

フレコンバックの耐荷重は、使用するサイズによって限度が異なります。一般的に使用されているタイプ(直径1,100mm×高さ1,100)を例にすると、容量1立法メートルで耐荷重は1トンです。 しかし、耐荷重はあくまで目安として捉えるべきでしょう。これは内容物によっては、袋ギリギリまで入れると耐荷重を超えるケースがあるからです。どの内容物であっても、7分目前後で留めておくことをおすすめします。

まとめ

フレコンバックは穀物や土砂、廃棄物などの粉末状および粒状物を運んだり保管したりする際に使う袋です。丈夫かつ軽い特徴があるのでさまざまなシーンで活躍することでしょう。上記を参考にフレコンバックを上手に活用してください。

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