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デスクの種類と配置

最適なオフィスデスクは、業務内容や作業の仕方によって変わってきます。効率よく仕事を進めるために、デスクの種類やサイズを吟味して働き方に合ったものを選びましょう。またオフィスでは、デスクの配置も作業効率において重要です。こちらでは、デスクの種類・サイズ・配置について解説していきます。

デスクの種類

仕事用のデスクは、形状や収納の有無などによって種類が異なります。それぞれ特長や適した業務が異なるので、用途に応じて選びましょう。代表的な4種類をご紹介します。

●平机

「テーブルデスク」とも呼ばれている、天板と脚のみというシンプルなデスクです。薄いセンター引き出しがついているタイプもあります。軽くて移動性に優れており、足元が広く使用できることが特長です。収納が欲しい場合はキャスター付きのインサイドワゴンを併用しましょう。デスクはそのままにワゴンだけ移動させることができるので、部署異動の多い職場にもおすすめです。


●片袖机

デスクの片側に袖机(引き出し収納)がついている、最もスタンダードなデスクです。収納と作業スペースのバランスが取れており、事務作業を始め在宅業務など多くの業務に対応できます。コストバランスも良く、オフィスや事務室の定番といえるでしょう。


●両袖机

デスクの両側に袖机(引き出し収納)がついている、収納力のあるデスクです。深型タイプの引き出しでたっぷりと収納できるため、大量の書類や資料を扱う業務の方に向いています。また天板も広いものが多く、島型対向式配置のエンドに設置するリーダーや管理者、マネージャーなどのデスクとしてもおすすめです。


●L型デスク

天板が長方形ではなく「L」字型になっているデスクです。作業スペースが広いため、パソコン操作を行いながら隣に資料を広げることができます。一人当たりのスペースを大きく取りたい時や、専門職の方のデスクにおすすめです。また足元を収納スペースとして有効活用できます。

デスクのサイズ

デスクはそれぞれサイズが異なります。設置場所の広さや並べる個数はもちろんですが、業務内容も考慮してサイズを選定しましょう。

デスクの高さは720mm、奥行きは600~800mmが主流です。奥行きに関しては700mmが最も一般的ですが、薄い液晶タイプのパソコンの場合は600mmでも問題なく使用できます。

幅については、1,000mm以上の場合100mm単位でサイズがあります。オフィスデスクの場合、幅によって作業性が左右されることも多いので、以下を参考にしてみてください。

・幅1,000mm

比較的コンパクトで、ノートパソコンや電話など必要最低限のアイテムを設置できる程度のサイズです。普段は外出している営業職の方や、卓上業務はノートパソコンによるメールチェックのみの方などに向いています。

・幅1,200mm

最も一般的で使いやすいサイズです。大型のノートパソコンやデスクトップパソコンに加えて、ファイルボックスやブックスタンドなどデスク周りのアイテムも設置できます。また書類筆記業務なども充分可能です。事務員などデスクワークが中心の方に適しています。

・幅1,600mm

作業スペースをかなり広く確保できるゆったりサイズです。大きなデスクトップパソコンを設置した上で、ファイルボックスやブックスタンドなども多く並べることができます。 さらに資料や書類を広げながら作業することも可能。事務員や専門職・技術職の方におすすめです。

デスクの配置の種類

オフィスにおいて、デスクの配置(レイアウト)は作業効率やスタッフのモチベーションに大きく関わります。適当に並べるのではなく、目的に応じてレイアウトしましょう。代表的なデスク配置の種類と特長についてご紹介します。

●対向式

デスクを向かい合わせにする、最も一般的で様々な業種に採用されている配置です。部署ごとにまとまりをつくる島型対向式では、エンドに管理者を設置することで部署内を一目で見渡しやすくなります。スペース効率が良く、配置しやすい点がメリット。またスタッフ同士のコミュニケーションが取りやすくなります。反面、対面する相手の視線が気になる点や、プライバシーの確保が困難な点がデメリットです。

●同向式(スクール式)

学校のように一方向に向きを揃える配置です。来客があった時に全員が把握しやすい・全体に指示がしやすい・個々で完結する業務に向いているといった特長があり、金融機関やテレフォンオペレーターなどの業種で採用されています。

個人のプライバシーを尊重できる、管理がしやすいといったメリットと、コミュニケーションがやや取りにくい、スペース効率が悪いなどのデメリットがあります。

●背面式

壁やパーテーションに向けてデスクを設置し、スタッフ同士が背中合わせになる配置です。プライバシーが守られており作業に集中することができると同時に、振り返ればすぐに部内でコミュニケーションを取ることができます。この2つを両立できる点や、スペース効率が良い点が大きなメリット。反面、パーテーションを利用する場合はコストがかかる、管理者を配置しにくいというデメリットもあります。

デザインや設計、企画・開発などの職種に適した配置です。

まとめ

デスクの種類や配置は、仕事効率やスタッフ同士のコミュニケーションに直接関わってきます。業種や目的に応じて最適なデスクを選別すると同時に、レイアウトにもこだわってベストな環境を整えましょう。

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