電卓の種類と選び方
普段から何気なく使用している電卓とは
一概に電卓と行っても、高機能なものから住宅ローンを計算してくれる金融電卓など、その種類は様々です。電卓とは、計算する場面で使用される機械のことを言います。電卓についている機能は、計算で使用される0~9までの数字はもちろんですが、上部に計算結果が表示される画面やメモリ機能、四則計算(+や-など)キーがついています。関数計算が出来たり、消費税の計算が出来たりと使用方法は豊富にあります。
電卓の種類と選び方
様々な使用シーンがある電卓ですが、その選び方はどんなことをポイントにしたら良いのでしょうか。電卓の種類には、大きく分けて5つあります。
普段の生活で良く使用される電卓です。付属されている機能としては、四則計算キーやメモリ機能など、必要最低限の機能がついています。

電卓自体のデザイン性の高い電卓です。デザイン性の高さを重視した電卓なので、機能は一般電卓と同様に複雑なものはついておらず、必要最低限の機能がついたものが多いです。

日本ではあまり馴染みのない複雑な計算に特化した電卓です。表示画面が一般的な電卓と異なり、複数行設けられていることが特徴です。関数(三角・逆三角・対数)の計算や、指数などの計算の機能がついています。

専用電卓とは、住宅ローンの計算や株価の計算、測量計算のときに用いられる電卓です。計算に必要な質問に答えるように数字を入力して行くと、計算結果が表示されるのが特徴です。

計算をした経過や結果を、紙に印刷して打ち出すことが出来る機能の電卓です。

いかがでしたでしょうか? ここでは電卓の種類について紹介してきました。では次は豊富な電卓の中から自分にあった電卓を選ぶにはどうしたら良いのか、詳しくみていきましょう。
使用する用途で選ぶ方法
電卓の選び方には様々あります。まずは、使用する用途に合わせて電卓を選ぶようにすると失敗することがありません。
普段の生活の中で計算をしたい時や、仕事の事務用品として使用を検討している場合は、複雑な機能は必要ありません。そのため、計算結果の表示が見やすく、使いやすさを考慮し、「一般電卓」や「デザイン電卓」が適しています。
理系の学生や職業の人、日商簿記など専門的な計算をするときに使用したい場合は、「関数電卓」がおすすめです。複雑な計算を可能にする機能や、多くの数字を表示させたいときに活躍します。
専門的な計算を使用する仕事のシーンで使用したい場合は、「専用電卓」を選ぶようにしましょう。金融関係の職業の人や土木関係、会計などの職業で重宝する電卓です。
店舗の会計などで明細を出したい時には、計算過程と計算結果を印刷出来る「プリンター付き電卓」が適しています。
表示結果の桁数から選ぶ方法
選ぶ電卓によっては、表示される桁数も異なります。電卓を選ぶ際は、桁数で選ぶのも方法の一つです。
小さめの画面でも十分表示が見えるので、外出先などで携帯して使用する営業マンなどの方に便利です。
小さな金額の計算しか使用する機会がなく、ある程度打ちやすさや携帯のしやすさを考慮したい場合に選ぶと良いでしょう。。
スタンダードな電卓です。日常使いや事務業務、会計業務におすすめです。
住宅ローンや株価の計算など、大きい金額の計算を多くする仕事の方はこの桁数の電卓を選ぶ方が無難です。
さらにより専門的で複雑な計算(数理、関数計算など)をする必要がある方におすすめです。
意外と豊富な種類がある電卓の選び方について紹介してきました。一言に電卓と言っても、使用の用途によって相性は様々で意外と奥深いです。どんなシーンで使用したいのか、その用途にあった電卓を選ぶようにしましょう。