使い捨て手袋の種類と特長
作業する人の手や製品を保護する使い切りの手袋です。

特長
作業環境の衛生性やクリーン度を保つために、1度もしくは短時間の使用で使い捨てられるように極めて薄くした手袋です。
用途
繊細な指先感覚が必要な、精密組み立てや加工、塗装作業などに。クリーンな環境下で行われる、弱電や精密、半導体工場などに。手袋の交換頻度が高い作業、食品加工や病院、介護などに。
パウダー(粉)ありタイプ
手袋の内面に粉を付け着脱しやすくしたタイプです。
パウダー(粉)なしタイプ
内面を特殊加工し、着脱しやすくしたタイプです。
使い捨て手袋の種類
天然ゴム手袋
アルコールに比較的強く、ゴムの特性として伸び縮みするので手にフィットするタイプが多いです。
塩化ビニール手袋
油に比較的強く、破れた時に破片が落ちにくいものが多いです。特性上、伸び縮みしないので、着脱しやすいです。
ニトリルゴム手袋
油に比較的強く、耐摩耗性に優れ強度が高いタイプが多いです。
ポリエチレン手袋
この材質は安価なタイプが多いです。食品衛生法に適合している商品が多く、食品用途での使用に適します。
ネオプレンゴム手袋
天然ゴムより軟らかく、ニトリルゴムより強度に優れています。ラテックスアレルギーの心配は不要です。
ポリオレフィン手袋
天然ゴムの伸縮性、塩化ビニールの耐油性・耐薬品性、ポリエチレンの価格訴求性の特長を合わせ持っています。
- どのような作業で使用するのかを確認してください。
- サイズや色、手袋の厚みや各サイズ(長さ・中指長さ・手のひら周りなど)を確認してください。
- 食品・調理加工で使用される場合は、食品衛生法に適合しているかどうか確認してください。
- 使用温度を確認してください。(作業上の耐熱性は基本的にはないものが多いです)
- 箱入数(枚)を確認してください。
- パウダー(粉)の有無を選んでください。
ココミテvol.2より転載