耳せん・イヤーマフの特長

耳せん

騒音職場において、騒音障害(難聴、ストレスによる疾病)を防止するために使用します。

耳せん

フォームタイプ
スタンダードなタイプです。

ソフトフォームタイプ
フォームタイプより簡単に装着できます。圧迫感を抑えた分、密接度が下がるので遮音性は下がりますが、耳が痛くなりにくいです。

フランジタイプ
耳の中に入る部分を触らずに装着できるタイプで、砂やホコリが舞う現場での使用を目的としています。

用途

騒音レベルが、85dB以上の騒音職場。研磨・切削、鋳造、鍛造、はつり、プレス、圧延、溶接、溶断、打鋲など。

NRR値とは

Noise Reduction Rating(ノイズ減少率)の略で、決められた低い音から高い音(周波数Hz)の遮音性能(遮音性のデジベル)を計測し、そのデータを元にした、どれだけの遮音性能があるかを簡単にわかるようにした目安です。 NRR値が30の場合、どなり声(90dB)が普通の会話(60dB)程度になるであろうという基準になります。
つまり

90dB(どなり声)-30dB(装着する耳せん、イヤーマフのNRR値)=60dB

NRR30とは、どなって怒られていても、聞こえる音は、普通の会話と変わらない程度になるであろうと期待される遮音器具ということになります。

騒音の目安
騒音の目安

騒音を85dB以下に落とすことが、難聴を防ぐことになります。

イヤーマフ

イヤーマフ
特長

クッション部が耳全体を覆い、ぴったりとフィットします。装着時に性能上の個人差が少なく、高い遮音性能が得られます。

デジベル(dB)

どれだけ大きい音か、ということを表した数値をデジベル(dB)と言います。音は空気を振動させることにより発生し、その振動を私たちの鼓膜でとらえることにより音として感じることができます。その振動の大きさだけを比較することにより、音の質ではなく音の力そのものを計るのがデジベルという単位になります。

ヘルツ(Hz)

空気を振動させる回数が多い音のことを、「高い音」と表現し、振動させる回数が少ないものを「低い音」と表現します。この振動数、通常一秒間に何回振動しているかということを表す(ヘルツ)ことにより、数値が大きいほど高い音となり、小さいと低い音になります。
  • 職場の騒音レベル測定をご確認ください。
  • 必要とされる遮音レベルにある保護具を選定してください。
  • 耳せんは必要に応じて、落下防止のコード付タイプを選んでください。

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