脚立の種類と使い方
はしご兼用脚立
高所作業をする時の足場です。

特長
はしごとしても使用できます。電球交換から各種補修作業まで色々なシーンで使用できます。
足場に安定感のある脚立のみの専用脚立もあります。(天板高さは最大4m程度)
電設向け兼用脚立

- 特長
- 耐電圧20000V以上です。
- 支柱に絶縁材(グラスファイバー)を使用しており、通電しません。
- はしご兼用脚立、専用脚立、両種類あります。
脚立の使い方

脚立にまたがらない
身体の前面を脚立の昇降面に向け、天板や踏ざんに身体を当て、安定させる。
天板を使用しない
2m未満の場合、上から2段目に。2m以上の場合は上から3段目の踏ざんに立つ。

開き止めを両側にかける
両側の開き止めが確実にかかっているか、確認して昇降する。

表面で使用する
表面を確認して、補助者がはしごをしっかりと押さえ安定させる。
注意事項
- ・脚立での作業は、上から2段目以下の踏ざんで使用。
- ・脚立の高さが2mを超えるものは上から3段目以下で使用。
- ・はしご状態では必ず大人の補助者が支えてください。
- 最大使用質量(耐荷重)(kg)を確認してください。
JIS…100kg、130kgの規格があります。 - タイプの選び方
- ・作業高さ…脚立状態での作業ができる高さ
※作業高さのサイズは身長160cmの方を基準にしています。 - ・接点までの高さ…はしご状態での接点から地面までの高さ
- ・作業高さ…脚立状態での作業ができる高さ
作業高さ | 脚立タイプ | 接点までの高さ |
---|---|---|
3.4mまで | 210cmタイプ | 3.7mまで |
3.1mまで | 180cmタイプ | 3.1mまで |
2.8mまで | 150cmタイプ | 2.5mまで |
2.5mまで | 120cmタイプ | 1.9mまで |
2.2mまで | 90cmタイプ | 1.3mまで |
ココミテvol.2より転載