塗装機の種類と特長
ダイヤフラム式エアレス塗装機(電動式)
コンプレッサーを使用せず電力源やエンジンの力で、塗料に高圧力をかけて塗装する機器です。

特長
- 主に建築、外壁用など、屋外の塗装に使用されます。
- 一回塗りでエアスプレーの2〜3倍の塗膜が得られるため、作業時間が大幅に短縮できます。
- 建築塗装、重防食塗装、一般塗装など広範囲の分野で使用されています。
確認
- 塗料の容量(L)を確認してください。
- 電源(V)を確認してください。
- 使用塗料(粘度)を確認してください。(対応する塗装機が変わります。)
プランジャーポンプ式エアレス塗装機
コンプレッサーの動力で塗料に高圧力をかけて、霧化させて塗装する機器です。

特長
- 工場などの屋内の塗装に使用されます。
- 動力源がコンプレッサーのため、圧力と出力が高く持続し、パワーがあります。
- 塗料容器に吸い上げホースセットを差し込んで使用します。
確認
- 使用塗料(粘度)を確認してください。(対応する塗装機が変わります。)
- 塗料と用途に合わせて、ガンのノズルチップを選んでください。
- プランジャーポンプを動かすために、コンプレッサーが必要です。
エアレス塗装について
エアレス式

塗料に直接高圧力を加え、塗料のみで塗料を押し出すタイプです。
※エア式と比べ塗装面が多少粗くなるので、仕上塗装には不向きです。
※エア式に比べ塗装の飛散が少ないため、衛生的に作業ができ、塗料が有効に使えます。
塗料を押し出す⇒塗料のみ
エア式

エア+塗料でエアにのせて塗料を吹きつけるタイプです。
エアにのせて塗料を吹き付ける⇒エア+塗料
ココミテvol.2より転載