ダイヤフラムポンプとは
様々な液剤を安全に移送するためのポンプです。

特長
- ダイヤフラム式のポンプは接液部に摺動部分(軸シール)がないのでシールの摩耗による液漏れがありません。
- 構造がシンプルなためメンテナンスが簡単です。
用途
- 薬液、溶剤の搬送を安全に行えます。
- 研磨要素を含む液剤を搬送できます。
- 液剤を高い圧力で圧送できます。
- 使用現場のバルブ流量の調整、先止めができます。
- 液体の性質を変えずに搬送できます。
軸シールがないグランドレス仕様です。
外部への液漏れがなく安全です。

完全自吸式、空運転も可能です
空の状態から一気にバキュームできます。

ダイヤフラムポンプの動作原理
ダイヤフラム(膜)と2つの弁で構成されるポンプです。ダイヤフラムを上下または左右に運動させて容積を変化させ吸入・吐き出しを行います。最大の特長はシールレスであることで、薬品移送用に多く使用されています。

注意事項輸出貿易管理令により海外へ輸出する場合は該非判定証明書が必要になることがあります。
- 移送する液体を確認してください。
- 流量を確認してください。
- 吸入側、吐き出し側の長さ(どこから汲み、どこまで送り出すか)を確認してください。
- 設置場所(屋内か屋外か)を確認してください。
- 運転時間を確認してください。
ココミテvol.2より転載