ベルトの種類と特長
機械から機械へ動力を伝動するものです。

ベルト
プーリ間の動力伝動に使われる、柔軟な素材でできた輪です。
プーリ
ベルトの伝動に使われます。円盤状の部品で大きさを変えることで変速ができます。
使用方法
Vベルト![]() |
プーリ断面図![]() |
農業、土木機械、スクーターの無段変速機などに使われています。![]() |
丸ベルト![]() |
プーリ断面図![]() |
小型の機械、玩具などの小動力の伝動に使われています。![]() |
歯付ベルト![]() |
プーリ断面図![]() |
エンジンの部品であるタイミングベルトとして使われ、歯が付いているのでスリップを防げます。![]() |
平ベルト![]() |
プーリ断面図![]() |
ベルトコンベヤやターンテーブルに使われています。![]() |
Vリブドベルト![]() |
プーリ断面図![]() |
平ベルトの柔軟性とVベルトの強い摩擦力の利点を合わせ持っています。自動車の補機類に使用されます。![]() |
種類
ベルトはプーリの三角幅によってA(12.5mm)、B(16.5mm)に分かれています。タイミングベルトなどの特殊ベルトもあり、多くの種類があります。
- ベルト・プーリの形状と材質を確認してください。
- 使用温度を確認してください。
- 軸穴、キー溝寸法を確認してください。
ココミテvol.2より転載