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はかりの特長と計量に関する用語

はかり

物体の質量や重量を計測する機器です。

重量とは

地球が物体を引き付ける力「万有引力の量」です。

質量とは

引力の作用の有無にかかわらず存在する「物質のもともとの量」です。

宇宙では引力が働かないので重量はゼロ。地上では地球に引かれる万有引力の大きさが重量です。

はかり(ばねばかり)
はかり(ばねばかり)
  • 目的:重量の測定です。
天びんはかり
天びんはかり
  • 目的:質量の測定です。
  • <分銅>
    はかりで物の質量をはかるときに質量の標準として用いるおもり

「はかり」と「天びん」の違い

はかり
  • 電子はかり
  • 電子はかり
  • 荷重を電気的に検出しサオが水平となるように電磁力を加減する零位式と、荷重に比例した電気信号を検出するロードセル式があります。風袋を差し引き表示したり測定結果のプリントアウトなどの多機能モデルもあります。
  • アナログはかり
  • アナログはかり
  • ばね方式で上皿タイプ、吊り下げタイプなどがあります。取引証明用のものが多く、すばやく計量することができます。


天びん
  • 電子天びん
  • 電子天びん
  • ロードセル式(電気抵抗線式)、フォースバランス式(電磁力平衡方式)、音叉式(音叉振動式)があります。音叉式はウォーミングアップが不要でノイズに対して強い特長があります。
  • アナログ天びん
  • アナログ天びん
  • 分銅を利用し繊細なものを計量する時に利用します。医薬・研究などで使われています。

「はかり」は比較的大きなものをはかりたいときに。「天びん」は繊細なものを正確に計量したいときに利用します。

計量に関する用語

秤量

はかれる最大の質量です。

最小表示(読取限度)

重さを読み取ることができる最小の値です。電子天びんではデジタル表示の最小ステップのことを指します。目量ともいいます。

分解能・内部分解能

読み取ることができる測定値の最小変化のことをいいます。
すなわち、測定方式または測定機器によって決定される測定の細かさの限界です。目量/秤量で表します。
小さいほど分解能が高くなります。
内部分解能は電子はかりのデジタル表示にはその差が表れなくても、電子はかり内部では識別している能力のことを指します。

<分解能>

1/1500と1/2000では1/2000の方が精度が高いということです。

載台寸法
  • 秤量(kg)を確認してください。
  • 最小表示(g)を確認してください。
  • 載台寸法(皿寸法)(mm)を確認してください。
  • 電源は乾電池式またはACアダプター式かを確認してください。
  • 防水タイプ(容器保護等級)を確認してください。
  • 防じんタイプもあります。
  • 材質(ステンレス製または樹脂製)を確認してください。
  • 取引証明に使用されるかどうかを確認してください。