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光沢計の特長と用途

光沢計

光沢を明確に数値化する測定器です。

光沢計
特長
  • 人の目による光沢検査では見る人による個人差のバラつきがありますが、光沢計により明確に数値化することで数値管理することができます。
  • 測定したい面に規定された入射角で光を入射し、鏡面反射方向に反射する光を受光器で測定します。光源と受光器部での光の強さに差がでるため、光沢度がわかります。 測定例
様々なシーンで活躍します
イメージイラスト
  1. 塗料・インキの品質管理に
  2. 建築材料や石材などの仕上げの検査に
  3. プラスチック成形物の外観検査に
  4. 印刷物関係のチェックに
  5. 塗装面の検査や診断に
  6. フロアメンテナンスに

光沢度とは?

人が目でモノを見るとき、そのモノの明るさや表面に映り込む他の物質の像を見ることがあります。これはモノの表面に当たった光が正反射した結果です。その程度を表す量を光沢度といいます。

光沢の基準は?

JIS規格では屈折率1.567であるガラス表面において60°の入射角の場合反射率10%を光沢度100(%)、20°の入射角の場合反射率5%を光沢度100(%)としています。

光沢度の角度は?

一般に光沢度の高いものは角度を小さく、光沢度の低いものは角度を大きくとって測定します。広く使用されている測定角は測定範囲の広い60°が多く、光沢度の高い計測には20°が使われます。

光沢度の単位は?

%もしくは数字のみでよいとされています。記録する場合は原則として、測定角度・測定器メーカー・型式も明記します。

  • 光の反射を測定するので測定面は平面である必要があります。測定が可能であるかを確認してください。
  • 測定する物の物質や反射の状態を確認して測定器の測定角度を選んでください。(光沢度の高いものは角度を小さく、光沢度の低いものは角度を大きくとって測定します。)※光沢度が高すぎて測定できない場合があるので注意してください。