スコヤの種類と特長
直角精度の測定用で、ケガキ作業時に使用するゲージです。

特長
- 比較的小さいものの直角測定や寸法測定に用います。
- あらゆる加工の直角度測定、ケガキ作業に使用します。
-
台付スコヤ
直角かどうかの測定に使用します。 -
平型スコヤ・完全スコヤ
・直角かどうかの測定に使用します。
・内外の直角を利用した加工・測定や製品(材料)の
直角検査に使用します。 -
フランジスコヤ
フランジをパイプに取り付けるときの仮止め時に、
取り付け部が直角になっているかどうかを確認します。 -
止型スコヤ
枠組みの45°合わせ、加工材料の直角確認に使用します。
台付スコヤ/平型スコヤ

特長
- 使用面は精密研磨仕上げです。
- JIS1級と2級があり、JIS1級品は焼入硬度HS60°以上です。
JIS1級・2級について
- JIS1級品:検査測定、全型製品の精度チェックに使用
直角度 ±(10+L/20)μm - JIS2級品:一般作業に使用
直角度 ±(20+L/10)μmL=長さ(呼寸法)
フランジスコヤ

特長
- フランジ溶接後の精度確認に。
- フランジの径によりサイズを選べます。
止型スコヤ

特長
- 片面で左右の45°の墨付ができます。
- 45°・90°同時に確認できます。
完全スコヤ

特長
- 台付のため、材料に当てて測定できます。
目盛付で、長さの測定が可能です。
注意事項直角度が大事な製品ですので落としたりぶつけたりしない様取り扱いにご注意ください。
- サイズ(mm)を確認してください。
- 用途に合わせて精度、タイプ(種類)を確認してください。
ココミテvol.2より転載