磁石の種類と関連商品について
ネオジム磁石
何回でも脱着が可能なパーツです。

特長
- ネオジム磁石は、現在市場に出まわっている中では最も強力な磁場を作り出します。用途によって丸型・角型・リング型などに加工でき、機械的強度に優れています。
ただし、サビやすいのでメッキ表面加工されています。
また、熱にも弱いので約80°C以下での使用が条件となります。 - マグネットの中で、一番吸着力が強いので、製品の小型化、軽量化が可能です。
- 大きいサイズだと、人がぶらさがれます。
サマリウムコバルト磁石

特長
- サマリウムコバルト磁石は、ネオジム磁石よりも10%ほど吸着力が弱まりますが、それでも強力な磁力が特長で、サビにも高温にも強く、350℃まで耐えられます。温度によって影響が出てはいけない製品のメーター部品や、非接触のセンサー部品で使用されていることが多いです。
ただし、機械的強度には多少弱く、欠けやすいので扱いには注意が必要です。 - サマリウムとコバルトを主成分とした成形焼結品です。製品の小型化に適しています。
- 高温に強いです。(約350°Cまで)
フェライトキャップマグネット

特長
- 磁石とヨーク(鉄)を組み合わせて磁力を一定方向に集中させることで、磁石単体と比較して数倍の吸着力が得られます。

マグネットプレートキャッチ

特長
- 収納ケースのドアなど、本来マグネットが付かない所に、皿穴を利用してビスなどで簡単に取り付けることが可能です。

マグネットボールジョイント

特長
- 医療など、機械のアームの関節部分に使用されています。マグネットなので脱着が簡単にできます。半球以内であればどこでも固定することが可能です。
- 大きさによって、支えられる力が違いますので注意が必要です。
フックマグネット

特長
- 脱着が簡単にでき、工具などの整理に最適です。様々な場所に取り付けることが可能です。

- 特性に応じたマグネット材質を選んでください。
- 形や寸法(長さ×幅×厚み)・(外径×厚み)(mm)を確認してください。
- 吸着力(N)を確認して選んでください。
- 使用環境の温度(°C)も確認してください。(80°C以下が使用条件です。)
ココミテvol.2より転載