ホールソーの特長と刃先の種類
電気ドリルに装着し、薄い金属板などに穴をあける工具です。

特長
- 配電盤や薄物金属板、ステンレスや塩ビ板、FRP、アルミ、合板などの穴あけに使用します。
- 電気工事や水道・ガス配管工事、空調工事などで多く使用されます。
排出器付タイプ

排出器:排出器付のホールソーでは、切りくずがスムーズに排出されます。
刃先の種類

- (A)ハイス・バイメタル
代表的なホールソーです。幅広い用途に使用できます。 - (B)超硬チップ付
超硬チップによりハイス・バイメタルホールソーでは難しい材料への穴あけが可能になります。 - (C)刃先交換式
刃先を取り替えることで、同一シャンクのまま、様々な大きさの穴あけ加工が可能になります。
穴をあけたコアを利用したい場合
(例)φ26のコアが欲しいとき

これによりφ30かφ31の超硬ステンレスホールカッターを選びます。
(使用するホールカッターにより刃厚は違います)
注意事項保護メガネ着装、ネクタイなど巻きつく恐れがあるものは身に着けないでください。
- 刃先の径(mm)を確認してください。
- 被削材質を確認してください。(鉄・鋼板・ステンレス板パイプ・合成樹脂板など)
- 加工板厚(mm)を確認してください。
- 電動工具により軸形状が変わるのでシャンク形状を確認してください。
ココミテvol.2より転載