【特長】ロッド推進力の反作用を利用して、アンカー本体とコーンを切離していく工法で、力をかけないで簡単にアンカーを引き抜くことができる。
アンカー本体のネジが打設の際、変形していても、力をかけることなく引抜ける。
アンカーを抜取るとき、ハツってコンクリートを破損する心配がない。
【用途】ダイヤコアドリル、ウオルソー、ワイヤソーなど、機械止めアンカーの抜取り。(※ダイヤコア:W3/8、W1/2 ※ウオルソー、ワイヤソー:M12、M16)
仮設用足場アンカーの抜取り。(W1/2、M12、M16、M20、M22)
その他、不必要となったアンカーの抜取り。
【仕様】本体打込み式、引抜工法【作業手順】1.躯体に埋込まれたカットアンカー(本体打込み式)のめねじに、「スリーブ本体」をねじ込みます。
2.その上から、スリーブに挿入する「ロッド」を、アンカー底部のコーンに到達するまで回転させます。
次にロッド上部の六角頭をスパナ掛けすることによって、ロッド推進力の反作用でコーンを押さえつけ、カットアンカー本体とコーンを切離します。
3.カットアンカー本体は、引抜きハンドルを両手で左右に揺さぶりながら躯体から引上げます。
4.躯体の穴に残されたコーンは「専用抜取りホルダー」ではさみ取り、あとはブラシで穴中を清掃、モルタル、エポキシ樹脂などを埋込み補修して完了です。